こんにちは。



調子を崩し、ブログの更新が滞っておりました…無気力

まだ梅雨のはずなのに、気温が高すぎてへとへとです。



これまでの複合性局所疼痛症候群(crps)の闘病の経過を綴っております。



これまでの記事をご覧になってない方は、是非そちらからご覧下さい。




前回の記事はこちら↓

主治医との出会い、治療方針など...




自己紹介はこちら↓






今回は、大学病院での治療が始まってからのことです。



「自分にあった薬を探して、ブロック注射とリハビリを併用しながら進める」という方針で進めることになったcrpsの治療。


週に1回大学病院でブロック注射、週に3、4回ほど近くの整形でリハビリに通う生活になりました。



  通院する日の日程



大学病院のペインを受診する日は、午前中にブロックをしてから遅れて学校に行っていました。



しかし、遠方で車で片道1時間以上かかることもあり、学校に着くのは早くても11時半ごろでした。



外来や道が混んでる時はもっと遅くなってしまい、間に合わずに欠席してしまう日もありました。




リハビリは、はじめの頃は学校が終わったあとに通っていました。



しかし、他の家族の都合で夕方に行くことが難しくなりました。



そのため、朝イチでリハビリをしてから学校に遅れていくような生活になっていきました。



  ​ブロック注射とリハビリの効果



以前は、回数を重ねるうちに痛みがどんどん良くなっていたブロック注射。



今回も、何回か通えば痛みが段々と引いていくだろうと思っていました。




しかし、ブロックした後の効果が次第に続かなくなっていきました。



本来であれば段階的によくなっていくのに、数日後には注射を打つ前の状態に戻ってしまう。ひどい時は痛みが悪化してしまうこともあり、階段が昇れないために学校を欠席する日も出てきました。




リハビリの方も、痛みのせいでなかなか進みませんでした。

はじめは痛くても我慢して通っていましたが、足を触られることがやっぱり嫌で次第に病院から足が遠ざかっていきました。


  なぜ以前と異なるのか



ブロック注射の効果の違いの原因に、心当たりはありました。



おそらくですが、季節の違いだと思います。




以前crpsを発症したのは初夏でした。ブロックしたのは8月の真夏。杖がなくても歩けるようになったのは秋が深まった頃。



そして、今回再発したのは秋のはじめ。ブロックに通い始めたのが中秋で、季節は冬へと移り変わっていきました。




痛みがある部分の血流は低下しますが、ブロックをすることで血流が改善し、痛みがよくなっていきます。



しかし、冬は気温が低いことでで足が冷えやすく、せっかくブロックで血流が良くなってもすぐに戻ってしまったのだと思います。




実際、11月の終わりごろにはブロックした後学校に行くと足が冷えてしまい、ブロックの効果は1日も持たなくなっていました。



もちろんやれるだけの防寒対策は行っていました。特別に制服のスカートの下に学校指定のジャージを履かせてもらったり、ズボンの下に足首のウォーマーをつけたり。痛みのせいで普通の靴下が履けなかったので、生地の柔らかなボワボワの靴下も履いていました。




ですが、足が冷えないように気をつけても工夫をしても、痛みが戻ってしまう。




次第に、大学病院に行った日は学校も欠席するようになりました。



  自分に表れた心の変化



もともと自分は学校が好きな方でしたが、学校の寒さで痛みが強くなることを繰り返すうちに、段々と学校に行くのもつらくなっていきました。



学校に行くのがつらくなってきたのは、痛みのせいだけではありません。




度々学校を欠席することで、一気に授業についていけなくなりました。



元々校内での成績は良い方で、それまでは学校の授業が分からないということは、ほとんどありませんでした。ですが、これまで余裕を持っていられた得意な科目の授業でさえ、黒板に書いてあることがさっぱり分からなくなった時は、とても悔しく授業中なのに思わず涙が出てきました。




また、体育の授業には参加できないので、見学をしていました。



元々そんなに運動は好きではありませんでしたが、次第にみんなが楽しそうに運動しているところを見ているのが辛くなってきました。合わせて体育館の床が冷たかったり、床の振動が足に響いて痛かったりと、見学すること自体が苦痛にもなってきました。



1度だけ見学中に泣けてきたところを先生に気づかれ心配されましたが、本音も言えずに目にゴミが入ったとごまかしたこともありました。




痛みも良くならず、学校での生活も辛くなっていくばかり。



そこに思いもよらなかった事態の発覚に、頭を悩ませることになります。その話は、次回へ。




今回はここまで。



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ではまた。