元グールのCEOが「やっぱリモートワークだめだわ」って言ってる記事を見かけました。

 

 

スタートアップ企業には、仕事に情熱を持ち、自らの力を試したいという人々が集まるものだと思います。現在、多くの企業が「残業なし」や「週末はしっかり休める」といったライフワークバランスを強調していますが、その結果、休むことを最優先に考える人々が集まる傾向があります。

過去に私は、定年退職者を対象とした仕事の説明会を行った際、彼らの質問は「有給はどれくらいあるか?」や「休みの申請方法は?」といった内容ばかりで、働く意欲を感じられませんでした。休むことを重要視する人々と一緒に働くことは、非常にイライラします。

 

仕事を探す際に「残業が少ない」や「有給が充実している」と検索する人々は、休めることを最重要視しており、これは企業にとって大問題です。大企業では、こうした社員が増えてしまい、その結果リモートワークが機能しなくなることも考えられます。一方で、スタートアップ企業ではリモートワークがうまく機能する可能性が高いですが、社員がリモートワークを必要としないかもしれません。

 

結局、スタートアップ企業に負けるのは当然の結果だと感じます。この状況は、まるでウサギ(大企業)と亀(スタートアップ)の競争のようです。亀が一生懸命に努力を続ければ、最終的には勝つことができるのです。逆に言えば、中小企業が休むことを最優先に考える人々で溢れてしまったら、それは終わりの始まりです。

仕事に対する情熱を持った人々が集まる会社こそが、成功を手にすることができるのです。もちろん、事務的な業務をこなす人々も必要ですが、休むことを優先する人々にはそのような業務を任せるのが適材適所だと考えます。たくさん休める会社を探している人々には、将来的に困難が待ち受けていることを、心に留めておいてほしいと思います。