続きー
お泊まり会の日、坂本家に早く着いた以蔵と慎太郎はパーティの内容についてアイデアを出し合っていたのだが…
続くー
第2幕
以蔵「みんなぁ!武市先生の退院祝いのパーティやろうや!」
お泊まり会の日、坂本家に早く着いた以蔵と慎太郎はパーティの内容についてアイデアを出し合っていたのだが…
りょう「本人のおらんパーティって!なんながですか!なんながですか!なんながですかー!!」
以蔵「りょうちゃん!?」
りょう「だいたい以蔵さんはすぐ武市先生武市先生って!お前は岡田富か!!」
なぜか機嫌の悪いりょうが入ってきて空気は一変する。
そこへ間が悪くやってくる龍馬。
龍馬「いやー…酒を買いすぎて配達になったなんぞ、りょうに知れたら今度はわしが入院する羽目にー…
りょう「…龍馬さん。配達してもらうぐらいのお酒ってなんながですか?馬鹿ながですか?旅から戻って身長だけじゃなくて脳みそまで縮んだがやないです?」
龍馬「…がーん…」
慎太郎「りょうちゃん、もうそのくらいに…」
弥太郎「もっしも~♪この時代に~わしが~三菱の社長なら~♪おーい!わしが来たぞ~!龍馬~!慎太郎~!いずぅ~!りょうちゃ~…ー
りょう「うるさい」
弥太郎「何々?この不穏な空気」
慎太郎「弥太郎、とりあえず謝っちょき!」
弥太郎「えー?何かごめんなさ~い♪」
りょう「いつもうるさくてごめんなさい」
弥太郎「い…いつもうるさくてごめんなさい?」
りょう「いつも能天気でごめんなさい」
弥太郎「いつも能天気でごめんなさい」
りょう「偽ヒゲでごめんなさい」
弥太郎「これは本物…」
りょう「偽ヒゲでご・め・ん・な・さ・い!」
弥太郎「偽ヒゲでごめんなさい…しゅん…」
以蔵「わしも!」
龍馬「わしも!」
弥太郎「わしも!」
『りょうちゃんは!?』
りょう「………わたしも…」
というわけで、皆で読もうという事に。
龍馬が読む間にりょうのご機嫌を取るため、お菓子を出したり、お茶を淹れたり、肩をもんだりするのだが…
以蔵「こっちは大変やったがぞー!」
りょう「次ー!」
以蔵「は、はいっ!じゃあわしが…」
続くー