今日は朝からどしゃぶりでした。
雨の音で目が覚めた。

ニュースを見たら
今日から高知は梅雨に入ったらしい。

恵みの雨やけど、雨が続いたら
ちくといややな。
外にも出づろうなるきね。

そんな日はゆっくり家で
本でも読みましょう。







『ながい旅でした。』



高知県黒潮町にある「砂浜美術館」で販売しゆう冊子。
美術館というても、そこに建物があるわけやなくて
美しい砂浜が自然の美術館になっちゅう。
そういうことです。
この冊子は、その砂浜美術館に流れ着いた「漂流物」をまとめちょります。
「流れ着いたもの」ひとつひとつに物語があって
それを考えると愛おしくなります。
持っちゅうだけでちっくと嬉しくなる一冊です。



『四国の美しい店 私の空間へんろ』



カフェや雑貨、洋服とかのお店がのっちょります。

読むだけでほかほかとあたたかくなるような。
何か、その空気感とか匂いとかが伝わってきます。
ゆっくり。

そういうのが好きな方はぜひ読んでみて。



『高知喫茶辞典』



喫茶王国・高知の喫茶店の中から200店舗を一冊に凝縮。
かなり読み応えがある。
店の雰囲気とか料理の写真もちゃんとのっちゅうき
イメージしやすいきおすすめ。

あ、でもこれ結構前に買うたがやけど
まだあるがやろうか。
もしどこかで見かけたら読んでみてみて。



『高知遺産』



これはわしの愛読書。
たくさんの人の思い出が詰まった
失くしたくない「高知の大切な場所」が収められちょります。
建物やったり、路地裏やったり、商店街やったり、病院であったり。
失くなっていくのが寂しいのは
ほんまに高知が好きやきやろうね~。

この本も結構前に出版されちょったみたいやき
もうあんまりないかも。
どこかで見かけたら読んでみてみて。



『高知あるある』



高知県出身のお笑い芸人・ビーグル38能勢ヒロシさん著書の新刊本です。
高知の「あるあるネタ」が
ライトなものからかなりディープなものまで
こじゃんとのっちょります。
これは笑った。
そうそう!そうながって!あるある!って盛り上がった。
これを読んでもろうたら高知の常識がわかる!かもしれん!



『きんこん土佐日記』



土佐弁丸出しで
高知県の日常や県民性、時事ネタを
たまに皮肉などを交えながら
でも可愛く描いた「きんこん土佐日記」

高知新聞の夕刊に連載されゆうがやけど
わしはこの話が大好き。

作者の村岡マサヒロさんの描く絵はこじゃんと可愛い。
そこにユーモアのあるジョークや
ちょっとした甘い毒を感じることができる。
その感じがたまりません。



家でごろごろ。

雨の日も
たまにはいいもんです。