1825年、今の高知県黒潮町にさとうきびの栽培が伝えられ
その後、土佐藩の大事な財源になった黒砂糖。

本日はその黒潮町で「黒砂糖作り体験」に参加致します。




この立派なさとうきびが、甘い黒砂糖になります。

かじってみたら、やっぱり固い。
けんど甘い。
見た目は全然甘くなさそうやのにね。

畑によって色や味が違うそうで
細めでひょろひょろしたものがより美味しいみたいです。






これらのさとうきびのしぼり汁を
3つの釜を使って炊いていきます。



不純物を取り除き、釜を移動し、
水分を飛ばし、釜を移動し
最終段階、煮詰めていったらこんな感じになります。






文章で書いたらすっとやけんど
この黒砂糖の液体になるまで4~5時間かかるがです。
ずっとかき混ぜっぱなしです。
これをかき混ぜゆうおんちゃんは
12時間ずっとこの作業をしゆうそうながです。

ちっくとやらせてもらいましたけんど
12時間はできん。
こじゃんとすごいです。

煮詰める工程では
薪を燃やして120℃の熱を与えていきます。
昔ながらの作り方がやっぱり一番美味しいき、こだわっちゅうそうです。

その黒砂糖の液体を
素焼きの器に入れて
水分を飛ばしていきます。

そして冷めてきたら型にながして
乾燥させて完成。






こじゃんと甘いけんど
白糖と比べたら
その中に自然の苦味や渋みとかしょっぱさも感じる。
それがコクってやつなんやろうか。
独特な旨味がある。
ほっとする甘さです。

今の時代は
黒砂糖はいつも近くにあるもんやき
そうは思わんかったけんど
こじゃんと労力がかかっちゅうがよ。
やき大切にせないかんと思うた!





地元ならではの食べ方を伺ったら
「ご飯に乗せて食べる。」やそうです。
いつか試してみましょう。
他にも「なます」とか、おかずの隠し味に入れたら
コクが生まれて美味しくなるよと教えて頂きました。
こちらは試しやすい!笑


今回の「黒砂糖作り体験」は12月20日までの
期間限定となっちょります。
龍馬パスポート参加施設でもありますので
この機会に体験してみてはいかがでしょうか。


予約が必要で
1週間前までにお願いします。だそうです。
こじゃんと楽しかったし、勉強になりました!