さあさあ皆さんお立ち会い!
かわら版屋のりょうです☆
今年は高知県内18ヶ所の酒蔵を巡りたい!
…と言うたもんの、早や霜降(そうこう)…
新蕎麦の季節になりました。
焼き海苔で一杯、抜きで一杯、粋に頂きたいですねぇ♪
先日、とある仕事で、弥太郎さんと赤岡にある「豊能梅」の酒蔵「高木酒造」さんへお邪魔しちょりました。
合併前までは日本一小さい町やった赤岡町。
香南の商都と呼ばれ、参勤交代の宿場町としても栄えちょった所です。
赤岡と言うたら、毎年4月に行われる「どろめ祭り」! ※どろめ=生じゃこ
目玉である一升酒の早飲み大会には、この豊能梅が使われちょります。
今回は、社長であり杜氏でもある5代目の高木直之さんが案内して下さいました!
普段から見学が出来るように、詳しい資料や、酒造りに使いゆうお米の展示などされちょります。
酒造りの工程に、私も弥太郎さんも興味津々!
こちらはお米を蒸す道具。
お酒は全て手造り小仕込み。
小さい酒蔵やき…と話されよったけんど、昔ながらの道具で手作業で作られゆうのが、温かみがあってえいですよね。
素材も土佐のものにこだわっちゅうと、熱く語って下さいました。
高木酒造は、日本一早く新酒を出す事でも有名です。
夏には酒造りを始め、9月上旬には新酒のおり酒を楽しめるがです。
秋、冬にも酒造りをされよって、少しづつ味の違うフレッシュなお酒を楽しめるらぁて、贅沢ですね♪
試飲もさせて頂きました。
まず飲んで欲しいとオススメして頂いたのは、純米吟醸「吟の夢仕込み」。
旨味と酸味のバランスがよく、上品な香りとすっきりした後味で、なんぼでも飲めてしまいます。
「どんな料理にもに合う」というのが、土佐と赤岡の町を愛し、県外の方へのおもてなしにも力を入れちゅう、高木さんらしいお酒やと思いました。
そして、弥太郎さんも私も、その香りに「わぁ!」と目をまん丸くしたのが、純米大吟醸「龍奏」。
酒蔵を改築した年に蔵の真上に大竜巻がやってきてから、鑑評会で賞を取るようになり、龍神様が見守って下さっているのだろうと、この名前を付けたそうです。
リンゴの香りが華やかに香り、しっかりとした旨味が広がります。
これだけをじっくり味わうて飲みたいと思うような、最高に美味しいお酒でした。
日本酒で仕込んだ、まるはりヌーボー(梨)や柚子のリキュールもオススメ♡
私は今回、お土産に「ましろさんのはるかリキュール」を買いました。
珍しい「はるか」という名前の柑橘を使うちょります。
酸味は殆どなく、まろやかな甘みの、さわやかなお酒です。
全部ひらがなで書かれちゅうラベルも可愛いき、女子友へのプレゼントにも♪
また、男性に人気という梅酒は、甘さ控えめで食中酒にぴったりでした。
料理をする方には、こちらの酒粕もオススメ♡
ミレービスケットに付けてそのまま食べても美味しいそうですよ♪
だんだんと寒うなって、肴も美味しい季節です。
皆さんどうぞ酔い時間をお過ごし下さい♡