祭りじゃ祭りじゃ!
とうとう明日じゃな!

新暦の六月の晦日つまり6月30には県下各地の神社で「輪抜けさま」が行われるがよ。



大勢の人々が、無病息災を願い輪をくぐるがやけんど、高知の夏は「輪抜けさまで始まり、志那祢(しなね)様で終わる」と言う人も多く、たくさんの人に親しまれちゅうお祭りじゃね。



確かに高知では「輪抜けさま」っちゅうても、お祭り的な意味合いが大きいかも知れんけんど…



本来は大祓(おおはらえ)っちゅうて、6月と12月の晦日(新暦では6月30日と12月31日)に行われる厄落としの行事ながよ!!


犯した罪や穢れなんかを除き去るための祓えの行事で、6月の大祓を夏越の祓(なごしのはらえ)、12月の大祓を年越の祓(としこしのはらえ)って呼びゆうねや!


実はこの「輪抜けさま」は藩政時代、つまりワシらの時代からある行事ながよ!


元々の起源は相当古いものに遡らんといかんみたいじゃけんど…



ワシが知っちゅう限りじゃと西暦700年位からある事柄みたいじゃなぁ…


明日で6月も最後!みんな梅雨に負けなよ、ほいたらねぇ!