昨日の悪文を見ると、少し申し訳ない気持ちになる。いつも悪文だが、昨日のものはとりわけ、どうなのと突っ込みたくなる。というのも、今日「マスコミの学校」で、文章の書き方について習ったからだ。
 講師は、『頭がいい人、悪い人の話し方』の著者、樋口裕一氏。ベストセラー作家です!! 髪の毛はぴっちり七三に分けられ、きりっとシャツを着こなされており、きちんとした人という印象。一方で、ときどき意外に自分の失敗談や下ネタを話の中に盛り込み、会場を沸かせるというエンターティナー的な側面も。

 まずは、良くない文について説明しよう。
①よくあるネタで、面白くない
②状況がわかりにくい、リアルに書いていないので伝わらない
③物語が起こらない
④盛り上がりがない、クライマックスがない
 この要素が含まれる文は面白みにかけると言える。私など①~④全て当てはまる。とくに、①③④は苦手分野である。

 これを解決するには、3つ方法がある。
①きちんとした型(起承転結)に則って文章を書く
②リアリティを感じさせるように書く
③メリハリをつけて書く
 とりあえず、このことに気をつけていれば問題ない文章が書けると思われる。詳しいことは、樋口氏の著書を読むか直接私に聞いて欲しい。

 講義の最後には、課題の作文を書き、提出してきた。来週には、樋口氏の添削済み原稿が戻ってくることだろう。どれだけ赤く染まっているか楽しみである。