「自分がいいと思うことやものを紙面を通じて、できるだけ沢山の人に伝えること」
 ホットドックプレスの元編集長、今は芸能活動も盛んに行われている、山田五郎氏の言葉だ。
「紙面(書籍)を通じて、できるだけ沢山の人に伝えること」
  は、仕事の範疇に入る。スキルや我慢、努力によってなし得るからだ。
 ここで、大切なのは、
「自分のいいと思うことやもの」
 だ。自分がいいと思うものやことは、それ自体を好きにならないと、いいなと思えない。

 つまり、今まで好きでなかった分野も、好きになることが「仕事」の一環なのだ。嫌いな分野でも、心の底から、これはいい!と思えることを発見すること。しかしこれはつまらないことではない。特定の人であれ、誰か多数が楽しいと感じることだったら、ある程度取り組めば、必ず楽しめるものだからだ。趣味が増えて、いいぞくらいの勢いで。

 今まで、得意分野の仕事(調べもの)ばかり進んでいた私にとっては、目から鱗の発言。早速そう考えて、苦手な分野の仕事に取り組んでみた。
 すると、なんだか、楽しくなってきて、どんどん調べたくなってきた。

 勉強になりやした!!