新人一人が参戦し、今日もプランどおり、仕事をばりばり進めた。一人でやるより、二人でやったほうが、いいものができるはず!! 仕事は、アポイントをとって取材したり、資料を集めてラフ画を書いて、イラストや文章・レイアウトを発注する、という作業の繰り返しだ。意外に、根気がいる。

 お昼ころ、どうしてだったか、以前より騒いでいた「某N誌の編集長にお目にかかろう計画」に急にきたざわさんが着手し始めた。B書房に電話をかけ、本の資料を借りたいと言う口実で、会おうというものだ。本の資料をいただけたらそれはそれで助かるのだが。そのときは留守だったらしく、夕方掛けなおすと、(当然だが)ついに編集長直々に電話口に立たれたようだ。

 一番好きな雑誌をつくっている人と、こんなに簡単につながることができるなんて、すてきなことだ。まるで、中学生の恋愛のような感じで、きたざわさんとの会話がはずんだ。
き「体育館裏に呼び出しておいたからって言ってる友達みたいだな」
む「いやぁ、緊張しちゃって本人様を呼び出すなんてできないですよ!! きたざわさんお願いしますよ!! ウフ。」
き「なんでそんな色めき立ってんだ(軽蔑の目)」
 みたいな・・・。

 それにしても、きたざわさんは、うちらのN誌好き*をご本人様に余すことなく伝えてしまっているため、なんだか照れくさい。*うちら(私とA貝さん)は、口を開けば、「N誌が素晴らしい、ああゆう雑誌をつくりたい」「編集長さんに会ってみたい」とぴーちくぱーちく言っているらしい。そしてとても楽しそうに話すらしい。
 きたざわさんは、旅心がまったくないので、あきれているが、それほど本当に素晴らしい雑誌なのである。

 計画が夢のままに終わることがなかったらいいけどなー。