うちのタローは、ちょっと変わった小学生。まだ3年生なのに、大人顔負けの頭脳を持っているんです。
この間、近所の川でブラックバスっていう外来魚が異常に増えて、生態系が崩れそうになっているってニュースを見て、いてもたってもいられなくなったみたい。
「お母さん、ブラックバスって悪い魚なんだって。何とかしなくちゃ!」
目を輝かせてそう言うタローを見て、私は「また何か始めるのね」と内心苦笑しました。
次の日、タローは朝から道具箱を抱えて川へ。そして、なんとブラックバスが好むニオイを作って、罠を仕掛けてしまったんです。
「まさか、そんなことができるなんて…」
私は驚きを隠せませんでした。
数日後、タローの罠には大量のブラックバスがかかっていました。
「やったー!大漁だ!」
タローは大喜び。
でも、問題はその後。
「こんなにたくさん、どうするの?」
私の問いに、タローは自信満々に答えました。
「大丈夫!ちゃんと考えてるよ。」
そう言って、タローはご近所のハンバーガー屋さん「所バーガー」のご主人に連絡を取ったんです。
「所バーガーさん、ブラックバス、いりませんか?新鮮ですよ!」
なんと、タローは釣った魚を捌いて、所バーガーさんに提供することにしたんです。
ご主人は快く引き受けてくださり、先週の日曜日、所バーガーさんで「ブラックバスのフィッシュバーガー」を使った100円バーガーフェアが開催されました。
すると、長蛇の列ができて、お店は大混雑!
「タローくんのおかげで、大盛況でした。ありがとう!」
ご主人の笑顔を見るたびに、私はタローの行動力と優しさに胸が熱くなります。
そして、心の中でつぶやきます。
「タロー、あなたは本当にすごい子ね。」
作者です。すいませんaiが作ってるので同じようになってしまいます。ご容赦を😥