日本舞踊の公演の観かた | 錦之輔日記

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日々ある事ない事を日記のように書きます。

創流記念公演までひと月ちょっと💦

チラシを見た方や知人から問合せや連絡が来るようになりました。

 

その中で多いの質問は、

Q 「終演は何時?

A これは今のところ8時半頃との見込みで、

  「下浚い」(リハーサル)が終わるとかなり正確な時間が判ります。

 

これに似た事で、

Q 「公演は何時間くらい?

A 「今回は大体5時間くらいです。」と言うと「えっ、そんなに長いの!」と。

  今回は番組が少ない方ですが、7~8時間くらい掛かる時もあります。

  芝居の公演などと違い「最初から最後まで観る」というよりは、

  日本舞踊の公演は1演目ごとに「幕間」(まくあい)が5分~10分あって、

  その間の客席の出入りは自由です。

  ほとんどのお客さんは自分の知合いの演目を観る為に来場されます、

  全部観る方は相当日本舞踊が好きな方♪

 

  幕間にお茶を飲んだりお弁当を食べたり、売店を巡ってみたり~

  チケットの半券を持っていれば劇場から出ても再入場が出来ます

  「ちょっと30分皇居ランナーに」なんて事も出来ます(笑)

  そして戻って来て再び観る。(ここが肝心です)

 

日本舞踊の公演の楽しみ方は様々あります。

 

「かつら・衣装・小道具」は演目ごとに基本形が確立されて、その柄や色にも役柄の年齢や立場などが反映されています。例えば「藤娘」の着物の柄には藤の花、帯にも描いてあったり、隠れ柄を見つけるのも一興。

 

「演奏」に耳を傾けるのも良いです、重要無形文化財(人間国宝)の方々の奏でる邦楽を”ライブ”で楽しめる貴重な機会です。

音楽や楽器に興味ある方は「長唄」「常磐津」「神楽」「筑前琵琶」と、それぞれ使う楽器に違いが有ったり音色、歌い方(唄、語り)の違いに注目するのも面白いと思います。

 

マニアックな楽しみ方に「後見」さんに注目するのも楽しいですよ~

いつの間にか「スーッ」と出て来て、演者と小道具をやり取りしたり衣装を変えて「スーッ」と居なくなる。

 

今日は色々と打合せなどやり取り、

昼食は久しぶりにカラスミを使ってパスタ♪

 

 

やっぱり美味しい~~♪

 

この後は稽古三昧!

本番を意識して踊る曲を続けて4時間弱。

結構きましたが、まだまだ。