プロフィール
異名
声優 - 二又一成
概要
初登場は7人の悪魔超人編「さけたミート!!の巻」。背中にミラクル・ランドセルを背負い、胴体がカセットプレーヤー、両脚にレッグパワーヘッドフォンを装備している機械超人。世界中のあらゆる超人のデータが入ったカセット「超人大全集」によって別の超人になりきる能力を持つ。自分のテープヘッドの掃除を欠かさない。アニメ版では身体のデザインが大きく異なる。
7人の悪魔超人の中では実力的に一番の格下とされるも、ムードメーカーのような役割を果たしており、影のリーダー的存在であった[3]。さらに「超人大全集」のおかげで、名だたる超人たちを相手にトレーニングができる事から、正義超人には負けないという自信を仲間に与えていた。しかしステカセキング自身はアスリートというよりコレクターのような性格で、超人データを集める事に熱中していた[4]。自分自身のことは合理的な新しいタイプの超人であると自負している[5] 。
経歴
他の悪魔超人と共にファン感謝デー乱入直後、ウォーズマンの聴音器官を破壊して再起不能にし、キン肉マンを音楽で操り自らを最初の対戦相手に指名させた。7人の悪魔超人の先鋒として、音楽の供給元であるラジオ番組をより良く受信できる東京タワーの下の特設リングでキン肉マンと対決。
各種超人大全集を使用しキン肉マンを苦戦させ、さらに悪魔のシンフォニーで苦しめるが、落語の放送(アニメでは牛丼音頭)を聞かせて元気にしてしまった事と、ダメ超人時代の「3年前のキン肉マン」のカセットを使用してしまい弱くなったために敗北。しかしキン肉マンに大ダメージを与えることには成功した。アニメ版では、秘技・三分殺しを使いさらにキン肉マンを苦しめた。
悪魔騎士に斬首された後、アシュラマンに左腕を奪われ、左上の腕にされていた。この腕はテリーマンの攻撃で切断されている。
夢の超人タッグ編では悪霊となって登場。魔雲天と共に最後まで残っていたが、蹴倒されたところをマッスル・ローリングで潰されている。
完璧・無量大数軍との戦いでは、ウォーズマンに代わりソ連・赤の広場でターボメンと対戦。かつて弱い頃のキン肉マンのカセットで敗北した経験をターボメンに愚弄されるが、「新・超人大全集」のカセットでキン肉マンゼブラ、ネプチューンマン、マンモスマンといった強豪超人の技を駆使して成長を見せつけた。しかし相手の攻撃を吸収、増幅して送り返すターボメンのターボチャージャー能力により、肉体が自壊し逆転負けを喫する。
補足
アニメ第4話Bパート「アルバイトはつらいよ」でキン肉マンがステカセキング戦の原作を読んでいた。
防災アニメ『キン肉マンの交通安全』ではトラックを運転していた。
『CRぱちんこキン肉マン』では3年前のキン肉マンのカセットをつけたまま登場する。
主要対戦成績
- ×キン肉マン(キン肉バスター アニメではアトミックドロップ)
- ×ターボメン(完遂刺し)
得意技
- 悪魔(地獄)のシンフォニー
- 対戦相手の頭部に飛びつき、足のヘッドホンで最高100万ホーンもの大音量の音楽を聞かせる技。アニメでは300万ホーンまで出せる。当初は悪魔のシンフォニー[6]と呼ばれたが、後に地獄のシンフォニー[7]に変わっていた。
- 柳田理科雄の解釈によると実際に100万ホーンの音量を流すと、宇宙が跡形もなく消し飛ぶ威力になるという[8] 。
- 超人大全集
- 背中のミラクル・ランドセルに搭載された巨大カセット。これを胴体に入れて再生することにより、力や技をコピーし別の超人になりきる。
- 作中ではウォーズマン(第3巻)、ラーメンマン(第5巻)、ロビンマスク(第1巻)、3年前のキン肉マンのカセットが登場している。