実は、美魔女の秘訣は、ただ単にスキンケアに力を入れるだけではありません。
鍵は「血糖値コントロール」にあるのです。

 

 

 血糖値の急上昇!恐るべき老化の原因

 

炭水化物を食べると、体内でブドウ糖(グルコース)に分解され、血液中に取り込まれます。これが血糖値の上昇です。

 

体内に取り込んだ糖は、車のガソリンのように大切なエネルギー源となります。

 

しかし、一度に大量のガソリンを注ぎ込むと、エンジンがオーバーヒートしてしまうように、体内に余分な糖が溢れ出すと、活性酸素や糖化AGEsという、老化を促進する物質が大量に発生してしまうのです。

 

  老化を促進!活性酸素

 

活性酸素は、体内に侵入した細菌やウイルスと戦うために必要な物質です。しかし、過剰になると細胞を傷つけ、老化を促進してしまうのです。

 

血糖値が急上昇すると、体内に活性酸素が大量に発生します。活性酸素は、シミやシワの原因となるコラーゲンやエラスチンを破壊したり、DNAを傷つけて細胞死を引き起こしたりします。

 

例えると、活性酸素は体内のサビのようなものです。サビは金属を錆びつかせ、劣化させます。活性酸素も同じように、体内の細胞を傷つけ、老化を進めてしまうのです。

 

活性酸素による老化は、肌のくすみ、シミ、シワ、たるみなど、様々な形で現れます。さらに、活性酸素は免疫力を低下させ、感染症やガンなどの病気にかかりやすくなるというリスクも高めてしまうのです。

 

  老化を促進!糖化AGEs

 

糖化AGEsは、糖とタンパク質が結びついてできる物質です。糖化AGEsは、体内に蓄積されると、皮膚の弾力性を失わせたり、血管を硬くしたりします。

 

血糖値が急上昇すると、体内で糖化AGEsが大量に生成されます。糖化AGEsは、シミやシワの原因となるだけでなく、糖尿病や動脈硬化などの生活習慣病のリスクを高めることも分かっています。

 

例えると、糖化AGEsは体内の焦げ付きのようなものです。焦げ付きは、食品の味を損なうだけでなく、体内に蓄積されると健康被害を引き起こす可能性があります。糖化AGEsも同じように、体内に蓄積されると、肌の老化や生活習慣病のリスクを高めてしまうのです。

 

糖化AGEsは、肌の老化だけでなく、血管の老化も促進し、 血管が硬くなると、血圧が高くなり、動脈硬化や心筋梗塞などのリスクが高まります。

 

 【間食もOK!】低GI食品の選び方

 

間食は太るというイメージがありますが、低GI食品をこまめに摂取することで、低血糖を防ぎながら血糖値をコントロールし、老化を予防することができます。

 

GI値の低い炭水化物には、以下のようなものがあります。

  • 玄米、雑穀米
  • 全粒粉パン
  • 全粒粉パスタ
  • オートミール
  • さつまいも・じゃがいも
  • てんさい糖

 

 美しい人は血糖コントロールが上手

 

まとめると、血糖値の急上昇は、活性酸素と糖化AGEsという老化物質を大量に発生させ、美貌を奪うだけでなく、健康にも悪影響を及ぼすのです。

 

いつまでも美しく、健康でいるためには、血糖値コントロールを意識することが重要です。 

 

低GI食品をとりいれることで、活性酸素や糖化AGEsの生成を抑え、若々しさを保つことができます。