女性にとって甘いものはストレスフリーのために大切です。
ですが、白砂糖のカロリーや栄養面が気になり、罪悪感という名のストレスを感じてしまってはナンセンス。
そこで今回は、白砂糖の代わりに使える3種類の天然の甘味料(きび砂糖・黒糖・甜菜糖)について解説します。私のおススメは甜菜糖です!
黒糖
黒砂糖は、サトウキビの絞り汁を精製せずにそのまま煮詰めて作られ、こげ茶色で独特の風味を残した砂糖です。
精製度が低く、天然のミネラルや抗酸化物質を保持しているため、黒砂糖はより自然な甘みといえます。
しかし、普段使いとして料理やお菓子作りなどで使うには、黒糖の風味は少し個性が強すぎるかもしれません。
健康的な黒砂糖ですが、白砂糖との違いはビタミン・ミネラルなど甘味以外の成分が精製されていない点です。
そのため、カロリーや食後血糖値の上昇度を示す指標(GI値)は白砂糖とさほど変わりません。
健康的だからと沢山食べてもOK!というわけではないので注意しましょう。
特徴
- 材料はサトウキビ
- 独特の風味をもつ
- コクと深い甘味を生かした和菓子(ぜんざい、黒糖饅頭など)、沖縄料理(ゴーヤーチャンプルー、ソーキそばなど)におすすめ
- メリット:
- ミネラル分、ビタミンB群、オリゴ糖を含む
- デメリット:
- カロリーが白砂糖より低いとはいえ高め(100gあたり352kcal)
- GI値が高い(GI値99)
- 使用例:
- 黒糖を使った手作りぜんざいで、ほっと一息
- 紅茶に黒糖と牛乳を入れた、黒糖ミルクティーは絶品
きび砂糖
きび砂糖はサトウキビの絞り汁を蒸発させて作られます。
完全に精製された白砂糖とは異なり、きび砂糖は精製度が低く、わずかに黄金色で独特の風味が得られます。
きび砂糖も黒砂糖ほどではないですがビタミン・ミネラルなどを残しているため白砂糖より健康的といえます。
きび砂糖は、ほどよく精製された白砂糖と黒砂糖の中間的な存在です。
風味も程よく白砂糖の代わりとして使いやすいですが、カロリーや食後血糖値の上昇度を示す指標(GI値)は白砂糖とさほど変わりません。
健康的だからと沢山食べてもOK!というわけではないので注意しましょう。
特徴
- 材料はサトウキビ
- すっきりとした白砂糖に似た風味
- メリット:
- ミネラル分を含む
- デメリット:
- カロリーが白砂糖とほぼ同じ(100gあたり約387kcal)
- GI値が高い(GI値100)
- 使用例:
- 普段のお料理やおやつ作りに、煮物のコクUP↑
\おススメ/ 甜菜(てんさい)糖
甜菜糖は、ビート(甜菜)とよばれる砂糖大根から作られます。甜菜糖は、砂糖の代替品として現在人気があります。
その最大の特徴は、白砂糖に比べて精製度が低く、糖類としてはありえないくらいGI値が低いということ。精白米(GI値88)、パスタ(GI値65)、甜菜糖(GI値65)と精白米よりもGI値が低く、血糖値が上がりにくいというのが特徴です。
カロリーは白砂糖と同様に高めなので、大量にとっても良いことはありませんが、手軽に血糖値の乱高下を予防できるおススメの糖質です。
特徴
- 材料はビート(甜菜)
- 白砂糖に近いすっきりとした味わいで、どんな料理にも合う
- クセがなく、どんな料理にも使いやすい(コーヒー、紅茶、ヨーグルトなど)
- メリット:
- オリゴ糖やミネラル分を含む
- GI値が糖類にしてはとても低い(GI値65)
- デメリット:
- カロリーが白砂糖より低いとはいえ高め(100gあたり約357kcal)
- 使用例:
- 紅茶に甜菜糖を入れて、優しい甘さを楽しむ
- GI値が低い甜菜糖はおやつ作りにピッタリ
まとめ
私の一番のおすすめは、GI値が低く、すっきりとした甘さの甜菜糖です。
我が家では基本的には甜菜糖を使っています。
きび砂糖もコクがあって煮物などのお料理がおいしくなるので、用途に合わせて使い分けています。
黒糖はやはり風味が強いので、黒糖風味のおやつや飲み物を作る際に時々使用しております。
お値段は白砂糖と比べると少し高くなりますが、女性にとって甘いものはほっと一息つくのに欠かせない存在です。
そんな大切な時間をストレスなく過ごすために、少し高いお砂糖を使うのも良いのではないでしょうか。
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