#71 真夜中の幸福論 を読んで
比較しない。
競争しない。
今日を生きる。
『媚びない人生』に続く、不安の世代への衷心からのメッセージ
著者は、ジョン・キムさんです。
ーーーーー本書より プロフィールーーーーー
慶応義塾大学大学院特任准教授。
アジア、アメリカ、ヨーロッパ等、3大陸5ヵ国を渡り歩いた経験から生まれた独自の哲学と生き方論が支持を集める。
他の著者として、『媚びない人生』(ダイヤモンド社刊)。
ーーーーー本書よりーーーーー
「真夜中の幸福論」というタイトルには思い入れがあります。
「幸福」という言葉に、誰もぼんやりとしたイメージは持っていても、では具体的にどんな状態が幸福と呼ぶのか、ということについて答えにくい。
なぜなら、我々のほとんどは、幸福について真正面から考えたり、議論したりしたことがないからです。
そこで、「幸福ってそもそも何?」「幸福の条件って何?」「その幸福の条件を手に入れるには何をすればいい?」ということについて、みなさんといっしょに考えてみたいと思い、この言葉を選びました。
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この本のタイトルにある「真夜中」とは。
自分を見つめなおす「空白の時間」だ。
その「空白の時間」は意識的に作った方がいい。
無数のルールと情報に取り囲まれた日常の生活から少し離れた、架空の空中庭園のような場所。
「真夜中」というのは、「聖域」というか、「自分が、純粋に自分に戻ることのできる静寂な時間」。
「幸福」とは何だろうと考えると、ぶれない自分軸があって、他人と比較しない、競争しない。
何か目標に向かって、努力していても、目標を達成したら「幸福」ではなく、努力する過程で「幸福」を感じること。
小さなこと、些細なことに目を向け、「幸福」感じる。
そして、今日という日を生きる。
アマゾンカスターレビュー
星5つのうち4.2
ありがとうございました。