夫の日記
今回の旅の西の果て、サンフランシスコをいよいよ後にし、Yellow Stone国立公園へ向けて出発。
とはいえ、サンフランシスコから車で直行出来る距離でもないため、Nevada州はElkoという片田舎に経由地として一泊。
Elkoから改めてYellow Stoneを目指すことに。
初日のサンフランシスコ~Elkoは約8時間、Elko~Yellow Stoneは約7時間と
運転ばっかりしてて特段書くことが無い。
そこで今回は移動の車の中で聴いている音楽について少し。
ニューオリンズのジャズで音楽人生第二章の幕が開けた私であったが、旅を始める段階ではそんな未来は露知らず、今回の旅のお供として選んだのは邦楽、誰も異論を挟む余地の無い日本を代表する三大アーティストである。
それは、Mr.Children、ZARD、中山美穂である。
Mr.Childrenについては、好きすぎて書き始めるとブログの分量では足りないため割愛。
中山美穂は不倫報道もあって以前のピュアさが無くなってきているので割愛。
何にせよ、ZARDである。
その透き通った声、他の追随を許さないピュアな歌詞、織田哲郎とタッグを組んだメロディラインは国宝級である。
私の青春時代を彩ったFIELD OF VIEW, DEEN等の名曲の作詞も坂井泉水によって手掛けられているものが多い。
その歌詞のピュアさ加減と来たら尋常では無い。
例えばこうだ。
「Your Dream, I believe, ときめいてる, 心を開いて」
彼女がよく使う作詞スタイルで3ステップを名詞若しくは述語のみで表現している。
夢を信じてくれるのみならず、ときめいてしまっている。これで心を開かない輩がいるのだろうか?
「信じたい, 信じてる, あなたが変わらないように」
この曲に至っては、信じたいと述べた直後に早速信じてると来たもんだ。
坂井泉水のピュアさ、ここに極まれりである。
そんな歌を聴きながら運転していると、ようやく本日のホテルに到着。
もう夕方なので、本日は近場で食事をして明朝からYellow Stone国立公園を巡ることに。
そこで訪れたのがホテルから徒歩30秒で、Yelpで評価が高かったレストラン。
注文したのは、この地の名物、マス。
軽井沢で生まれ、幼少期の大半をそこで過ごした私にとってマスは幼い頃から慣れ親しんだソウルフードである。
北軽井沢祭りでは、マスのつかみ取りなんてのもあった。
子供用プールに放された50匹のマスを手づかみで捕まえた分だけもらえる訳だが、私は他の子に捕られるのが嫌で
掴むことを早々に諦め、マスを救ってプールの外に放り出し、捕まえた!とカウントし、それでも食い下がる子が捕ろうとしているマスは足で踏んづけていたものだった。
あれから20数年。アメリカのマスを食らうようになるとは私も出世したものである。
さて、お味は。。うまし!身がピンク色でほんのり脂がのっている。川魚特有の匂いが苦手な妻も美味しいと言っているので間違いない。
レストランの壁に書かれている説明によると、Yellow Stone内の熊やバイソンもマスを食べているらしい。
熊ってどうせ一番美味しいというマスの頭しか食べないんだろうな、、頭だけ食べられて痛いだろうな、かわいそうだな、、残った身だけで泳げたりしないのかな、、
損な性格である。油断すると動物愛護精神が頭をよぎる。
気付くと皿のマスの頭は無くなっていた。
私が考え事をしている間に妻がこっそり盗み食いしたのではと見つめるも、彼女はどこ吹く風、もう一皿のステーキを頬張っている。
くっ、、一番美味しい頭だけ食べるとは、、貴様、熊か、、
その時である。隣のテーブルにも同じマスのメニューが運ばれてきた。
無い!最初から頭がカットされている!!
熊に食べられるのと、レストランでカットされるのどっちが痛いだろうな、、かわいそうだな、、
損な性格である。油断すると動物愛護精神が頭をよぎる。
