滞在中のドイツで
子供たちが
大人に反抗的な態度を
取らない事に感心した
ビトーを家に招いた時
「ジュース飲む?」と
尋ねると「うんうん」
と目を輝かせて頷くが
ママが「Wasser bitte!」
とお水を要求すると、
「オー!」と残念そうな表情はするが
おとなしくお水を飲んでいる
ビトーのママは
ゲーム機も子供の脳に悪いので
遊び仲間の親同士で話し合って
購入しないと決めたそうだ
テレビは日本のように
リビングに見当たらない
夫婦の寝室に置いてある
影響を受けやすい
子供にあまり見せたくのだろう
子供向け番組は日本より少なく
平日は夕方の60分くらいで
ハイジとディズニーアニメが
放送されていた
昼下がりの静かな裏通りで
信号待ちをしていた時、
信号を無視して正面から
ビジネスマンの男性と
買い物帰りの女性か通りを渡ってきた
すると、横でベビーかを押して
信号待ちをしていた若い母親が
渡って来る人たちに
「何故信号を無視するの!」
「でも、車はいないよ」とビジネスマン
「小さな子供が見ているのよ!」
と大声で抗議したのだ。
腕白な男の子でも、
親に許可をもらおうと
一生懸命交換条件を出したり
自分の立場を訴えたりするが…
決して反抗しないのは
常に、社会を視野に入れ
情報に流されずに
信念をもって
子育てしているのが
伝わるからだろう。
カフェに設けられた子ども用のテーブル