帰国が近づくと担任の先生から
「このまま学校に残らないか」
という話があった。
子供の答えは
「nein! 日本の学校で勉強して
またドイツへ来ます!」
ドイツへ来る前は
特定の友達としか話さない
1年の頃からグループがあり
息苦しそうに感じていた。
帰国後は軸のようなものができたのか
垣根を作らず誰とでも親しく
話すようになった。
あんなに楽しい学校に
残りたくなかったのか尋ねたら…
「スイスの先生は宿題を出すけど、
チェックしない、だから
簡単な計算ができない子もいる。」
「僕は怠け者だから、あの中にいたら
楽だけど不安になるよ」と日本の先生の
真面目さを再確認したらしい。
日本の学校の窮屈さに
たまに文句も言うが…
テストの大切さや
どこの国も楽じゃないと分かった事
将来の目標が出来たことは大きな成果だ。
ドイツの小学校の指導は全て
担任に任せられている
子どもの長所を褒めて伸ばし自信を付ける
放課後に遅れている子に対して
補習を行うなど…。
素晴らしい教師もいるらしい
担任次第なので、当たり外れがある
といってもいい
担任と合わない場合は
別の学校へ転校する生徒もいる
小学4年生までに大学進学できるかが
決まるので厳しい社会
学校の広場といつも登った木