スイスのシュタイナー学校では、

二人の先生が出迎えてくださった。

子供が習いたてホヤホヤの

ドイツ語であいさつをすると

笑顔で頷き、学校の中に案内された。

教室で先生が木箱に入った

色取り取り石の中から

「3つ選んで」と言われ

息子が選んだ石を差し出すと

「これは君にプレゼントするよ」

と微笑みながら言われた。

それから、私たちに向かって

「いつから来られますか?早い方がいい」

と言われたが、言葉の問題や

日本の学校の事もあり

準備をして来年の9月の新学期に

来る事を伝え学校を後にした。

 

帰国後、スイスの学校から

次の内容のメールが届いた。

 

「日本語しか話せない事を

心配してあったが、あなた方と会って、

とても良い家族だと思った。

言葉がなくても大切な事は伝わる

言葉は便利だが、

それはサポートにしか過ぎない」