こう書けば誰でも想像がつくと思うが、血液中に分泌されたブドウ糖、コレステロール、脂肪酸、いずれも、非常に効率よく消費されるエネルギー源である。
また、血管が細く収縮するのは、相手を倒せずに逆に自分が倒されて怪我をする場合が当然、考えられるから、そうした万一の事態に備えて、出血量を可能な限り抑えるためである。
ところが人間は、こういう生理的な面ではほとんど進化しておらず、仕事や勉強で緊張してストレスを覚えた時も、原始時代にジャングルや草原で猛獣や強敵に遭遇した場合と全く同じ反応を示してしまう。
文明は急速に進歩したが、人間の体を司る神経や内分泌機能は、それに伴わなかった、ということである。
これは、視力低下の大きな原因になるのであるから、笑いごとでは済まされない。
海よりも山のほうが長生きできる②
何より仙人は、健康で長生きでなければなりません。若くして死んでしまった仙人というのは聞いたことがありません。じつは長生きするためには、山に住むべきなのです。海辺に住むのと山に住むのでは、寿命が違ってきます。そんな馬鹿な、と思う方もいるでしょう。でも、長寿で有名な村は、ほとんど高地にあります。
なぜ、海より山のほうが長生きできる傾向にあるのでしょうか?もちろんそれには、いろいろな理由があります。が、一ついえることは、山は空気が薄い、ということです。空気が薄いということは、あまり身体にはよくないのではないか?と考えてしまいがちですが、じつはそうではないのです。
空気は、いろんな成分でできています。もちろん場所によっても成分や構成比は違います。その中で、寿命に大きく関係しているものは、酸素なのです。ここでも、「あれ?」と疑問に感じる人が多いのではないでしょうか。