3日目は、後から決まったと言うか、うまく予定にハマってくれた第117回GIGANOISEで、ハコはいつもの秋葉原Club Goodmanですので、その日は神田のホテルに移動してから、会場に向かいました。しかしながら、ホテルでチェックインした後、うたた寝してしまい、その時の夢がちょっと面白かったです。簡単に言うと、GIGANOISEに行く前に寝過ごして、美川さんが迎えに来てくれて、会場に入ったら、もう最後のグループが始めてて、ハコの人にド叱られると言うものです。ハッと目が覚めて、急いで、ハコに向かいました(その話しを美川さんにしたら、「そんな夢のことまで、責任持てん!」と一蹴されました。。


 着いたら、丁度、AステージでRohcoさんと内田さんのGalactic Abyss-2が演奏中で、半分だけ聴けましたが、流石の演奏でしたね!!終わった2人と久々に談笑出来て楽しかったです(写真無くてごめん!)。特に、Rohcoさんから、昔、Astroを静岡に呼んだことがあって、その時が凄く楽しかったと聞かされて、何だか胸熱になりました。長谷川くんとも会いたいな!

 続いて、Bステージで飛田雅弘さんとTakeshi Nishimotoさんのデュオでした。ひたすら反復するアルペジオを弾くNishimotoさんとノーウェーブなGを懸命に鳴らす飛田さんでしたが、個人的には余り上手く噛み合っていないように感じました。でも、こう言うのもGIGANOISEの醍醐味ですね。

<<飛田雅弘+Takeshi Nishimoto>>


 お次は、Aステージでオータ・コージ(Drs) +田畑満(G)+宮本玲 (Vln)と言う変則トリオです。始め、Drsの音がちっちゃくて、田畑さんが、PAに上げろと指示してました。しかしながら、3人のインプロ・ロックは段々と熱を帯びて、カッコ良かったです!! 田畑さんとは一度、Drsも交えて、ライブやりたいですね。

<< オータ・コージ+田畑満+宮本玲>>


 お次は、中村としまるさんと沼田順さんのデュオです。中村さんのノーインプットミキシングボードの演奏は初めて生で観たのですが、実は以前にも私も同じようなことやっていたので、観ていて非常に面白かったです。また沼田さんのギターノイズとの相性も抜群でしたので、これぞ、GIGANOISE!と感嘆しました!! 中村さんとも一回一緒にやりたいですね。

<< 中村としまる+沼田順>>


 お次はAステージで、山川冬樹さんのソロです。自身の頭蓋骨の打撃音とVoを使ったサウンドはいつも通りなのですが、テルミンらしき機材やシンバルも使ってのサウンド・メイキングは、観る度に進化を感じさせてくれました。あんなに自分の頭を叩いて、脳震盪とか起こさないか?とちょっと心配になります(苦笑)

<<山川冬樹>、


 本来なら、ここで休憩なのですが、押していたので、直ぐに次へと進行しました。お次は、豪州から越後ビエンナーレの為に来日したGranpaことLucas  Abelaです。元々はAステージだったのですが、彼の希望で、フロアでの演奏になりました。彼もモデュラーを使うのですが、尋ねたら、モデュールにはオシレーターは入っておらず、フィルターやグラニュレイター等ばかりで、音源は、コンタクトマイクを仕込んだガラス板のみらしいです。フロアの真ん中で胡座をかいての演奏でしたが、途中でパッチングを変えたり、ケースの縁に電飾が施されていたりして、成程!これはフロアの方が楽しめるなと感心しました。実は彼のことは、1990年代にPeeled Heats Paste名義で初来日した時から知っていたので、より進化した彼のノイズ・サウンドを聴取することが出来て、良かったです。どうもガラスは最後に割れたみたいですね。次の次が自分達の演奏だったので、最後まで観ることが出来なかったのが残念です。


<<Lucas Abela>>


 お次は、Bステージで、お馴染みのマジック・モデュラー奏者のテクノおじさんです。しかしながら、私は、Aステージ上で、急いでセッティングしており、ちゃんと観ることが出来ませんでした。しかしながら、テスラコイルや火炎放射も交えたユニークな演奏スタイル(一応、リズムはあるので、踊れる)に観客の皆さんも大盛り上がりでした。やはりショーマンシップに長けていますね!(写真無くてごめんなさい)

 と言う訳で、お次はAステージで、John Wiese + K2 + T. Mikawaのトリオでの演奏です。ここでも、JohnがPCに録音するらしく、やはりミキサーの音量を気にしていました。まぁ、想像通り、音は「団子」になるだろうなとは思っていましたが、その通りでしたね。美川さんのステージ衣装がこれまた強烈で、極彩色のトマトをあしらった柄のTシャツに、それに合わせたトマトのキャップと言う感じで、Johnが「Vegan shirt!! 」と言っていました。まぁ、それはともかく、横一列に並んでの演奏で、お互いの音が良く分からないまま、とにかく在らん限りの電子音を放射し続けました!!見た目は地味だったかも知れませんが、取り敢えず、観客の方には喜んでもらえたみたいです。ホッとしました。


<<John Wiese+K2+T. Mikawa>>


 いよいよトリ前のBステージでは、噂の元気一杯女性バンド ニーハオ!!!!の登場ですが、我々はステージ上で、機材の撤収に追われており、充分に観ることが出来ませんでした。しかしながら、後半だけ何とか観ることが出来ましたが、そりゃもうロータム、スネア&シンバル、ベース、ギターの4人で、4人ともがヴォーカルを取るスタイルで、めちゃめちゃ元気でご機嫌なロックナンバーを披露してくれました。こう言うのが混じってくるのも、また、主催者の一楽さんらしいセレクトだと思います!


<<ニーハオ!!!!>>


 そして、Aステージではトリの一楽儀光さん(electronics)と天鼓さん(Vo)とGloptinくん(Metal Perc, Vo)と和田晋侍(Drs)と高橋佳輝さん(B)の超強力グループです。いつもは割としっとりしたヴォーカリゼーションを見せてくれる天鼓さんが、初っ端から絶叫モードのテンション爆上げで始まり、Gloptinのメタパーがリズム主導権を握ったかと思うと、一楽さんのモデュラーが唸り、始めは「団子」だった音も段々分離が良くなり、和田さんのドラムや高橋さんのベースのリフも良く聴こえるようになってきました。やがて、一楽さんはドローンを飛ばし、またGloptinのメタパーを横取り、連打するカオスへと。トリに相応しい大盛り上がりで大終演を迎えたのでした。


<< 一楽儀光+天鼓+Gloptin+和田晋侍+高橋佳輝>>


 と言う訳で、GIGANOISE vol.117も無事におわりました。浦島のCristianoも観に来てくれて、ドリンク一杯、奢ってくれました(いい奴!) また、あんまりお話しできなかったんですが、P.O.V.くんも観に来てくれて、私達の演奏を堪能したと言ってもらえて、嬉しかったです!

 集合写真も撮ったのだそうですが、私の膝が既にガタガタし始めていましたので、早々にホテルへと帰りました(ちょっと残念!)。


 翌朝、ガタガタの身体を引きずりながら、東京駅へ、そして昼飯を食べて、高速バスと言う各停バスに乗り込み、2時間ちょっと掛けて、鴨川に帰ってきました。家に着いた時は、めっちゃ疲れたけど、心地良い余韻が残ってました。しかしながら、東京のビジホ、高くなったままと言うか、更に高くなっているね。それだけが難点!