プチツアーもいよいよ最終日で、大阪から、阪急電車と阪神電車を乗り継いで、神戸元町へ。ちょっと小腹が空いたので、何故か徳島豚骨ラーメン替え玉を食して、前回も泊まったスマイルホテルにチェックインして、暫し休憩。取り敢えず、ちょっと早めだけど、ハコのSpace Eauuu(スペース・オー)に行くと、丁度、今日も対バンの金属太古さんと入り口で、ばったり出会い、3Fまで機材を運んでもらいました。有り難い!取り敢えず、セッティングだけしていると、主催のJuri Suzueさんや多門くんらも続々と現れます。今回は、わたくしK2と才女Juriさんとのコラボライブで、公開録音と言うこと、そしてハコ自体がビルの3Fで、爆音は出さないと言うことでの演奏となります。Juriさんは公開録音の為に、わざわざ小型の8chのマルチレコーダーを購入してくれました。有り難い!そんな訳で、リハが全員終わってから、他の皆さんは餃子大学に行くと前打ち上げに行きましたが、私はあんまりお腹が空いていなかったので、ちょっとハコでお休みさせて頂きました。


 そうしていると、お客さん達もちらほら現れてきて、昨日も観に来てくれたかとうまなぶさんと嘉乃海さんも観に来てくれました。出演者も全員戻ってきており、ちょっとした程良い緊張感が漂ってきます。

 今回、1番手は、金属太古さんのソロです。昨晩も使ったメタパーとメタルジャンクによる演奏ですが、やはりパーカッシヴと言うよりも、雄大に流れる川のような独特のアンビエンスを感じさせる演奏で、ある意味、非常に「日本的/和風」な音楽であることを確信しました。時に荒ぶる所も川の流れのようです。是非とも金属祭を東京でも企画したいですね!


 2番手は、多門伸くんのソロと言うか、3人での演奏ですが、多門くん曰く「僕らはKraftwerkなので、髪型と眼鏡でメンバーを選びました」とのこと。ストロボライト5つとそれに連動した電子音による演奏で、観客に背を向けて痙攣するように演奏する多門くんはまるで、”Shock Factory”の表紙のようです。普段、眼を使う仕事の私は、直視して観ていることは出来ませんでしたが、途中から残りの女性2人も加わり、更に、複雑な電子音によるディス・ハーモニーを奏でていました。昨晩の逸脱したDJプレイと言い、こう言うアイデアが出てくるところが、関西のアーティストの面白いところだなあと感心します。



 そうして、トリは、わたくしK2とJuri Suzueさんとのコラボ・ライブです。個人的には、音量に気をつけてはいましたが、完全に(今、その瞬間に出ている)「音そのもの」に集中して演奏ができました。思った程の効果がなかったモデュールもありましたが、途中、どちらが出しているのがわからなくなく程、音がシンクロした瞬間もあり、中々、緻密な音響ライブが出来たのではないかと思います。また、前回観た時は、使っていなかったヴァイオリンをJuriさんが演奏しているのも新味で良かったです。演奏が終わって、やっと一息付いたら、お客さんから「お代わり!」との声もあり、ちょっとだけですが、アンコールにお応えして、演奏を再度開始し、7分程の短い演奏でしたが、中々、濃い内容となりました。






 終わって、放心状態気味になっていましたが、最後で、自分としては、ちょっと違った音楽的側面も久々に発揮出来て良いプチツアーだったなぁと思います。後、JuriさんのカセットとK2のカセットを交換したのですが、これまた、いつも気の弱そうなJuriさんのイメージとはまた違った、現代音楽風の硬派な音響工作的作品で、中々渋くて良かったです!

<<Juri Suzue “Noon”>>


 そんな訳で、翌日、半日掛けて、千葉の鴨川に帰ってきましたが、仕事はまあ大丈夫にしろ、ライブ音源を聴いていたら、やっぱりライブは良いなあと改めて思い、ツアー前に聴いていたNDWのレコードが聴けていない状態です(苦笑)。