アベノミクスが成功したのか、
成功していないのか、
経済に疎い僕には、
さっぱりわかんねえけど、
昔賑やかだった商店街を歩いて、
シャッターが降りた空き店舗ばっかりって現状を目にすると、
少なくとも、
僕が住む界隈はあんまりアベノミクスの効果は出ていないと言わざるを得ない。
まあ、
商店街の関係者も眠たいことやってるけどね。
僕の住む街では、
定期的に商店街を活性化させるためには、
なんてもっともなテーマで、
シャッター通りでもなんとか生き残っている商店主たちが集まって会議をしているらしい。
その会議に参加している商店主たちの無策のせいで、
商店街の活気が消えちゃったってことを考えたら、
何時間の無駄をやってんのかな〜、
ってまともな人間は考えるだろう。
よその人や、
買い物客から広く意見を聞けばいいんだろうけど、
マヌケな商店主たちで、
喧々諤々やっているらしい。
一度その手の会議に出席している人に、
僕がアイデアを出してあげたんだけど、
帰ってきた答えが、
「そんなことは出来ない」
だったもんね。
即答だぜ!
議論もしないで、
その個人の意見で即答って、
ダメになる商店街に絡んでいる奴らって、
本当にダメなんだよなあ。
で、
先日テレビで福岡県内の超が50個ほどつく田舎の街が取り上げられていたんだけど、
田舎のくせに、
駅前にやたらと新しいショップが出来てんだよ。
そんなショップの経営者にタレントがインタビューしていたら、
なんのことはない、
僕が以前、
「そんなことは出来ない」
と速攻で却下された方法でもって、
街を活性化させようとしていたわけよ。
それが成功かどうかってえのは、
何年か後を見なきゃいかんけど、
少なくとも無能な奴らが雁首揃えて、
「ああでもない、こうでもない」
と生産性のない会議をしているよりは、
よっぽど行動に移す方が賢いと思うわけ。
とにかく、
あの人たちの『出来ない』は、
既得権益を守るための、
『させない』と同義語なんだよね。
これは親友でイラストレーターの森ダイナマイトともよく話をしているんだけど、
確かに、
僕らは胡散臭いし、
侮られるタイプだよ。
だから、
口から出まかせばかり言っているって思われるのも仕方ない。
まあ、
歌舞いてなんぼなところもあるんで、
普段からチンドン屋みたいな格好で歩いている。
そりゃあ、
「オレの話を聞け!」
って言われても困惑するかもしれない。
で、
そう言う田舎の既得権益にしがみついている奴らはさ、
やたらと権威に弱いから、
仮に僕が経営コンサルタントなんてな、
マヌケな評論家の肩書でも持っていたら、
「なるほど〜、ご無理ご最も」
って僕の話に耳を傾けるんだろうね。
長生きするよ、
アイツらは。
5世紀ぐらい生き抜くんじゃねえかな?
僕さ、
よくわかんないのが、
評論家の意見を聞こうとする人たちなんだよ。
だいぶ前に乃木坂46が出演する、
深夜のバラエティ番組を観ていたら、
メンバーの一人が、
真面目なキャラクターを壊したいって理由から、
都内の『ユーモア教室』でレクチャーを受けるのね。
その時の講師って人が、
当然プロのお笑い芸人ではなくって、
気持ち悪いジジイなんだよ。
で、
そのジジイが乃木坂46のメンバーに、
ユーモアを伝授するんだけど、
ネアンデルタール人でも笑えないような、
目も当てられないネタだったわけよ。
その講師の名前は忘れちゃったけど、
ユーモア教室でググったら、
写真が出てきたんで、
見せしめに貼り付けとくね。
「あ〜、オレってなんて面白くない人間なんだろう。何か面白い人に面白いことを教えてもらって、少しは周囲の人間を笑顔にできる人間を目指そう」
なんて一念発起して、
ユーモア教室に通うセンスがわかんない。
少なくとも僕なら、
叶うならば千鳥とか、
志村けんさんに教えを乞いに行くよ。
ユーモア教室の講師なんて、
テメーがユーモア精神に溢れた、
とっても面白い人間だって思い込んでいる、
頭の痛い面白くない人なんだもん。
そう言う人って、
マジで面白くないんだよ。
僕が編集者をしていた頃にお世話になった、
先輩編集者の松本さんみたいなタイプって言うのかな?
松本さんって、
1万回喋ると1万回面白くないことを言う珍しい人でさ、
普通の凡人なら、
1万回喋れば2、3回は面白いことを言うんだけど、
松本さんは違った。
そう言う人は存外頭が良かったりするんだけど、
松本さんは、
それも違ったんだよなあ。
稀に見るつまんない人だった。
そんな人からユーモアを学ぶってえのは、
ラクダにビニ本を売ろうとするぐらい無謀なことなんだよ。
それと同じで、
経営コンサルタントとかにさ、
教えを乞うようなマヌケな企業や商店はさ、
未来が全くないと思うよ。
そんな机上の空論を拝聴する時間があったら、
ビル・ゲイツの格言を1日1個覚えた方がよっぽど役に立つ。
また経営コンサルタントとか言う肩書で威張っている奴とかはさ、
リヤカーに野菜を積んで行商やって、
3年でスーパーマーケットを経営するようになった、
ぐらいの勲章を最低限は持ってこいよな。
まあ、
経営コンサルタントみてえな評論家がリヤカーで野菜の行商なんかに出ちゃうとさ、
おそらく映画評論家をしながら、
『シベリア超特急』を作って、
映画を語る資格を失った、
我らがマイク水野先生のような目に遭うんだろうけどね。
そうなったらなったで、
僕みたいなのが、
ちゃんと受け皿になってあげるんだけどね。
最近文章を書いたことがない輩から、
「井上の書くものぐらい、オレ(私)でも出来る」
とよく言われるもんで、
またしても恨みが溜まったブログになってしまった……。
次は爽やかなブログを書きたいもんだ。
BGMはザ・ファビュラス・サンダーバーズで『ウェステッド・ティアーズ』をどうぞ。