若い命 | Active Planning

若い命

おととい友人の夫のお通夜に行ってきた。

彼はまだ38歳。

私とたいして変わらない。
癌だったそうだ。

7月頃に共通の知人を通して今年の年は越せない位の余命とは聞いていた。

毎年写真付きのユニークな年賀状をくれる仲の良い夫婦だった。

子供は小学3年の長男を頭に3人。

2歳の長女は父親の死を理解してないようだ。

友人数人と弔問に訪れたが彼女を前にかける言葉が見つからない。

ただ涙がこぼれるばかり。
母が以前、このような場所では
『大声を出して泣くものじゃない』
と言っていた。

声を出して泣きたいのを私はこらえた。

闘病生活は長くなかったらしい。

彼女は
『彼は頑張ったよ。長く苦しまなかったからまだそれが救いだったかな』
と涙ながら語ってくれた。
彼女も若干32歳。

いたたまれない。


先月も同じ町内の友人の夫が亡くなった。

彼も享年41歳。

彼は突然の心筋梗塞。

彼の実の父親も42歳にして心筋梗塞で亡くなっているという。

しかも彼の同居している祖父も亡くなってまだ49日もたっていないということだ。

彼は祖父の喪主を務めたばかり。


実は私は彼が亡くなる4~5時間前に、とある場所で彼と会話を交わしている。

彼とは、その時が初対面でありその会話も最初で最後だった。

もしその時彼の異変に気付くことが出来たなら…。


人の死をネタにブログを書く事は、どうかと思い迷ったが、この若い2人の死に何かを感じ、全然見ず知らずの方でも1人でも多くの方に少しでもいいから冥福を祈って頂けたらと思います。