この涙ごと

全て

洗い
流せたなら


強がって
悔いた夜も

寂しくて
揺らいだ
心さえも

また

明るい
光りに
照らされて


明日の
風に
撫でられるのに


人は

後悔も
揺らぎをも

全て
抱えながら

頂きに
登りつめて
いくのだろう


新しい
強さを

知らぬうちに
手にしながら