当初思っていたよりも厳しい仕事先にいます。災害復旧なので厳しいことは想定してましたが、想定を超えてます。自分の甘さに反省です。
熊本に来て2週間ほどが経ちました。仕事先で役に立っているか?と言われると、お世辞にも役に立っているとは言えない状況です。
こちらに来てからひと月ふた月ほどは、仕事の進め方を覚えたり仕事の全体像のイメージを掴んだり、何をすべきか?を理解しつつ仕事を進めようと思っているので、焦らずにいこうと考えてます。
しかし、厳しいところです。耐え忍ぶ日々が続いていくかもしれないです。けど、それはそれで今後の私の人生を考えると、いいことなのかもしれません。学べることが多いからです。
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女時(めどき)という言葉があります。室町時代に活躍した能楽師 世阿弥の言葉です。
女時の対義語は男時(おどき)です。
世阿弥の言葉です。
「また、時分にも恐るべし。去年盛りあらば、今年は花なかるべき事を知るべし。時の間にも、男時・女時とてあるべし。いかにすれども、能にも、よき時あれば、かならず悪き事またあるべし。これ、力なき因果なり。(風姿花伝 より)」
意味は、
「また、時の運もよく見極めるべきである。去年が良い年であったなら、今年はそうはならないこともあると理解すべきである。短い時間の中にも、男時(好調の時)・女時(不調の時)がある。どのようにしても、能にも良い時期があれば、必ず悪い時期がある。これは、人の力ではどうにもコントロールできない因果である。」
これは、男時のときは果敢に攻めて、女時のときは耐え忍びつつ次の男時に備えて鋭気を養っておくことを意味しています。
もしかすると、私にとっては今が女時(耐え忍び鋭気を養う時期)なのかもしれません。
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少し話が変わりますが、仕事をするには客先よりも能力が高いとか、客先が持ってない経験や知見を持っているとか、少しでもいいから秀でていることが重要です。だから、客先はこちらに仕事を発注して下さるわけです。
そのためには、仕事を通して毎日毎時研鑽を積み、経験を重ね(成功・失敗両方とも)、自分を高めていくことが欠かせません。
初めて取り組むことであれば、客先より能力が劣っていることもあるでしょう。そんなときこそ女時と捉えて研鑽に励むことが良いと私は思うんです。
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私自身、世阿弥のお名前を借りて(威を借りて?)講釈垂れておりますが、戦前まだまだな青いヤツです。ここまで書いてきて、今からすぐ変われるか?というとそんなことはないでしょう。
すぐに変わることができなくても、日々少しずつ変えていくように努めていく、それを継続していこうと心していきます。
最初は意識的無能状態が続くと思いますが、負けずに進んでいきます。
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