【あなたが当たり前に使ってる道路は、誰かが命張って造ってる】 | 土木技術者(もどき?)のブレイクタイム

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土木技術者(的な)人物のブログです。ブレイクタイムを過ごしているような気分で書いています。個人でも仕事ができるように、ただいま準備中(やるかどうかはまだ未定)

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(Photo  by  PAKUTASO

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この時期、道路など公共工事が増えます。
ときおり見かけるのが、予算達成(消化)のための工事。

通りがかる人も、そんなことを言いながら歩いていったり。

一方で、住民や企業、学校や商店街などからの要望があって、追加工事となることも多いです。
壊れた、ひび割れた。だから直して欲しい。このままだと危ない、という声、現場でも聞くことがあります。


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公共工事についてよく思ってない人、少なからずいます。
税金の無駄だ!そんなカネあるんなら、福祉とか高齢者に回せ!
と、声高々に叫ぶ議員センセイもいます。

そんな人に限って?災害があって被災すると、「すぐに直せ!!!」と声高々に叫んだりするのですが。

一体、なんだというのか。

技術者や作業員が、命張って造ってるのを知らないとしか思えません。


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現場は、ほんと危険です。

ほんのちょっとした間違いが、自分の命を落としたり他人の命を落とすことがあります。

マンション建設工事や鉄道工事など、中にはシートや柵を張って中が見えないようにしているところもあります。すると、外からは何をしているかわからないんですが、中では壮絶な闘いが繰り広げられているんです。
(殴り合い、殺し合いではないですよw)

足場を組み上げ、材料を所定の場所に移し、たくさんの重機がすぐ近くで活発に動いている。
その隙間を縫って、人が動き回り、土を掘り、足場を組み、鉄骨をつなぎあわせ、鉄筋を組み立て、型枠を作り、コンクリートを打設し・・・、などなどたくさんの作業が同時進行で進められています。


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足場を組む作業や鉄骨を組む作業など、危険極まりないものです。高いところでの作業が多くなるからです。

ときには地上から数百メートル上で足場を組んだり鉄骨をつなぎ合わせるために溶接したり組み立てたり、ということもあります。

もちろん、安全対策には万全を施します。

けど、下を見ると目がくらむような高さにいるわけで、恐怖心との闘いでもあるんです。

ごくたまに、数百メートルの高さから下に落下して殉職される方もおります。


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街中にある小さい道路でも、命がけの闘いになります。舗装する機械に巻き込まれる危険があるし、掘る作業ではバックホウ(ショベルカーといったほうがわかりやすいかも?)と接触して大ケガになる可能性があります。

実際、ケガした作業員も過去にいました。
一歩間違えば、命に関わります。

安全に万全を期してやっている、命張っている。
建設業は、そんな人がたくさんいます。

あなたが今通ってる道路、使ってる鉄道などは、技術者や作業員が命かけて造っているんです。

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