CT、MRI、PETの検査結果が出揃い、今後の治療方針等を聞きに行った時の話。


私は、これまでずっーと一人で病院へ行き、検査を受けたり、病気の告知も受けて来ました。彼氏には、こんな重大なこと背負わせるわけには行かないと思ったし、いつ別れ話をされるか不安だったのもあります。


今後の治療方針は、手術して、しこりを取り、どのようながんかを調べて、さらにその結果次第で今後の治療方針が決まるというお話をされました。そして、それまで乳がんという病気を自分なりに受け入れ、いつもたんたんと聞いていた私ですが、妊娠について話をされた時、初めて、人前で泣きました。


「パートナーがおられるということですし、今後、妊娠希望ということですが、妊娠は、手術後の結果にもよりますが早くても2年間薬を飲まないといけないから、それからになります。」当時の私は、もうすぐ36歳になるところ。それから2年後って、38歳。それから妊娠するって、すごく低い確率なのでは?そもそも2年間も彼氏が待ってくれるか?などが頭の中にぐるぐる回り、お医者さん、看護婦さんがおられるのに、自然と涙がどんどんこぼれてきて、話も出来ないほどになりました。


「パートナーさんは、病気のこと知ってるの?」って、聞かれて、「彼にしかまだ言ってません」って伝えたら、先生は「頼れるのは、家族だよ。家族にはちゃんと報告してください。次回は、手術のお話もしたいので、親御さんと一緒に来てください。」とも言われました。


そっかぁ、そうだよね。彼氏とは、別れるかもしれないもんね。と思った瞬間でもありました。


診察室を出てからも、少しずつ涙が出てきて、周りの人に見られないように、人のいない場所に座って会計を待ちました。