映画:ダイ・ハード ラストデイ(A GOOD DAY DIE HARD) | 気まぐれ戦隊・徒然ンジャー改☆オ~ソレ観ぃヨ☆

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某市小学校教師の、映画大好き気まぐれヒーロー物語

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満足度:★★☆☆☆

How was face when I watched?
→(゜0゜)

How much can I pay?:900円



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【薄い脚本とごり押しでダイなし】


私も大好きな大人気シリーズの最新作。
アクションの派手さだけでなく、ハイテクvsローテクが面白かった前作。
しかし今作はヒドイの一言しかない。
その全ての元凶は薄っぺらいストーリーだ。
「え、あいつが裏切り者!?」なんて思ってほしかったのか?
数十年前のアクション映画のような古い展開は容易に予想がつく。
放射能の扱いもヒドイし、そんなファンタジックな設定は反感すら覚える。
そんな無理ある設定に加え、セリフも穴だらけ。
「ゆっくり休日を過ごしたかったぜ!!」とか「ロシアでもついてないのか!!」とぼやくジョン・マクレーン。
いやいや今回は君が勝ってに頭突っ込んできたんでしょ?とツッコミどころ満載。
終盤息子に「お前と一緒で楽しかったぜ」とほざくが、このような形でしか父子の関係を見つめ直せない彼らが難儀で仕方がない。
アクションに至っては序盤のカーチェイスから最後までごり押し三昧。
しかもスローモーションの演出はダイハードらしくない。
ビルの屋上からダイブしようが、飛行機のコックピットからホップしようが、爆発する電車がホームに突っ込もうが、戦闘機の翼から飛び降りようが、その疾走感がまさにダイ・ハード。
派手さの演出だけが目立って、シリーズイチ残念な台無し映画になってしまった。