(9月14日～16日/18日発表)
「RESIDENT EVIL:RETRIBUTION」(初)
邦題:バイオハザードⅤリトリビューション
週末成績:21,052,227$
日本公開:公開中
先週末の全米首位は、本作が第5弾となるバイオハザードが飾った。
日本でも人気度の高い作品だが、初週3日の興行は前回の7割程度に収まる結果に。
これはシリーズ通して第1作目に次ぐヒドさ。
評価も相変わらずのひどさ。
そもそもこのシリーズは毎作品6,000万＄に届くか届かないかぐらいの微妙なヒットで終わっている。
製作費をギリギリ回収できるほどの売れ行き映画で、かつ評価は毎作品低迷しているのに、なぜか続編話が途切れないおかしなシリーズもの。
ゲームの恩恵が強いのか、一部のコアなファンが盛り上がるための映画と言われても仕方がない。
2位は、3Dに改めたファインディング･ニモが1,700万＄ほどでランクイン。
TOP10圏外の話をすれば、先週末19位にランクインした「THE MASTER」。
今はたったの5館だけのスタートであるが、評価は上々。
すでに今年度末のアカデミーに絡むのではないかと囁かれている本作。
出演者の中に「魔法にかけられて」のエイミー･アダムス。
近年彼女が出演していた映画は、よくオスカーに絡んでますよね。
(10年度「ザ･ファイター」、11年度「ザ･マペッツ」)
順次拡大公開していくだろうし、オスカーの話がくれば年末以降のロング上映もあるからね。
【全国映画週末興行成績/TOP OF WEEK】
(9月15日～16日/18日発表)
「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」(2)
踊る4がV2達成。
他新作は、バイオハザード5が2位にランクイン。
個人的に期待の邦画「天地明察」は「るろうに剣心」に敗れ4位。
今年4月に死去した衣装デザイナー石岡瑛子が携わった「白雪姫と魔法の鏡」は惜しくも7位スタートとなった。
ちなみに9位にランクインしている「最強のふたり」は、少ない劇場数ながらも3週連続でTOP10に入る粘り強さ。
フランス映画のドラマもので、日本人にここまでウケている作品は珍しい。
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