満足度:★★★★☆
How was face when I watched?
→(((゜Д゜;)))))(((/Д\;))))))
How much can I pay?:1,900円
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【極寒と恐怖が伝わりブルブル】
リーアム・ニーソン主演のシチュエーション・サバイバル。
アラスカ荒野に飛行機が墜落し、生き残った7人の男性が極寒の地から脱出をはかるといった内容。
過酷な環境にプラスして、猛獣の狼がこの映画の肝。
狼との攻防戦がメインで事あるごとにそれが繰り返されるだけなのに、どうしてか見入ってしまう。
その理由は少しの希望を抱いて見てしまっているから。
「いや、この場面では助かってくれるだろう」というほんの少しの期待が、ことごとく裏切られていくのだ。
それが非常にストレスを与え、いつ彼らは救われるのだとラストへの期待にも転じる。
しかし最後の試練は、この映画が用意できる最も残酷で、それなのにフラグの台詞のせいかドラマチック性すら感じる。
観る者は自然の脅威に驚愕するが、結局は「自分でなんとかするしかない」。
だからこそ、これまで逃げの攻防から、最後の試練には立ち向かっていく勇士へと変化しているのであろう。
満足度:★★★☆☆
How was face when I watched?
→( ̄- ̄)
How much can I pay?:1,000円
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【夢のように曖昧な物語】
フランシス・コッポラ監督が描くゴシップ・ホラー映画。
小説家の夢に現れる官能的な少女をエル・ファニングが演じる。
推理小説の大家、エドガー・アラン・ポーをモチーフにした作品だが、イマイチ掴みどころのないミステリーホラーだ。
古びたホテルからヴァンパイアと噂される若者まで、ゴシップならではのネタを随所に散りばめているが、物語の根っこはあくまで幼児虐待に対する謎の解明。
点でバラバラな展開は、それこそこの映画で重要な位置づけでもある、"夢"を観ているかのような錯覚を起こさせ、それでいてまとまりはない。
ラストも唐突、「えっ?」って思ってしまう。
しかしコッポラ父娘は、よほどエル・ファニングがお気に入りなのだろうかね。