「ヒュイ、ゴーゴーゴーゴーゴーゴーゴーゴー!オオーォ・・」
く「あああ!もうだめだ!お先真っ暗だーーーー ぎやあああああ」
か「どうした、どうした そんなに取り乱して、え?俺でよかったら相談のるからいってみろよ?」
く「俺な、お前も知ってのとうり28歳無職だろ?そんでな、人生逆転をかけてのぞんだ公務員試験おちてしまってさ、もうなんかどん詰まりなのよ。しょぼーーん」
か「おいおいおい、そんなことか!なにごとかとおもったわ!いいか?お前そもそも社会人経験もないんだろ?公務員だけがすべてじゃないから!もっと広い視野をもてよ!」
く「いやーそうはいってもさ、なかなか社会に出て行くのってなんか不安でこわいし、(もじもじ)
か「かああああーー!お前は理系寄りのちょっとブスでマジメな女子か!かあああ!いいか?社会人経験豊富な俺がいまからお前にみっちりビジネスマナーたたきこんでやるから、自信つけて社会に羽ばたこう、な?」
く「そうだな、まずはそこからはじめなきゃな!よっしゃ、やる気でてきたぞーーー」
か「じゃあ、まずは基本の基本あいさつからだ。ちょっと俺を上司だと思ってさ、朝のあいさつやってみて。」
コント調に
く「あ、川尻さん、おはようございます(おじき90度で、重厚な声)
か「ちょっと、ちょっと!礼儀がすぎる!おもいよー 俺若い子の気持ちくんであげれるフランクな上司だからさ、もっとフレンドリーにいこうよ!ね?」
く「はい!ケセラセンダラ、今泉ゴーーーイインング!(満面の笑みでリズミカルに)
か「え?なに?ケセラセラ?今泉さん?」
く「いえ、ケセラセンダラ、今泉ゴーーーイインング!です!」
か「今の子のフランクってこんななっちゃってんの?ま・・まあいいよ、うん!最初の重たい感じよりよっぽどいいよ、うん!じゃあ、次は返事だ。」
か「俺が、なんか仕事のことで指示するからとりあえず返事してみて。いい?」
く「了解です!」
か「あーーーでたねそれよそれ、了解ってねあんまりいい返事ではないんだなーこれが。正しい社会人の返事としては・・・・」
く「リョー&カイ」
か「いやそんなステディー&コーみたいな表現を好むのか君は!いい?承知しました、これだよ。これで安全なんだよ。」
く「リョー&カイ ヒューチャリング 承知しました。」
か「なんでもかんでもヒューチャリングすればいいってもんじゃないんだよ?DJカオリくらいだ、許されるのは!」
か「君、ちょっとフランクがすぎるんじゃないかい!もはやふざけはじめているようにも感じるよ!」
く「ぎやあああああ!これなんだよ!俺が言ってた社会に出るのが怖いってのは!」
か「おいおいどうしたどうした?」
く「最初さ、やっぱマジメにいこうと思ってかたーーくいったら、もっとフランクでいいって言われてさ、フランクにやってみたら今度はふざけてんのか!だってさ。建前と本音のバランスむずすぎるんだって!」
か「いや、お前そんなガチで考えんなよ!そのへんはうまくやりすごせばいいんだって!」
く「ああーもううるさい!!俺は社会になんかでたくねえんだよいつだってな!もういい!もう帰る!」
か「ああそっちがそういう態度とるならこっちもしらねーわ!そもそもお前が自信ねえっていうから付き合ってやってたのに、こんなのにもたえれねークズ野郎だとはおもわなかったわ!」
く「なるほどな、お前も腹の中では俺のことクズだと思ってたわけだ!はん!この腐れ偽善者が!」
か「・・・馬鹿野郎!ほんとにお前のことクズだと思っるんなら、こんな何年を友達やってねーだろ!そんなこともわかんねえのかよ!」
く「お前・・ そうだよな・・ 思えばいつだってそばにはお前がいてくれたよな・・」
二人見つめあい、キス。客席でハンカチを噛む地主。
終
