このブログではボクの趣味である(or あった)海外旅行の話でもしましょうか。

 

「あった」と書いたのも訳ありでして、コロナの間のおうち時間大盛りで、海外はもちろんの事、国内でも旅行心が委縮がちなんです。

 

ということで、この心がリカバーするまでの間、しばしボクの海外旅行の話を(時々ではありますが)お付き合いください。

 

という事で最初の渡航先はタイ。目指すはバンコク。ドンムアンがバンコク国際空港だったころです。

 

イミグレーションを通過した後に、市内行のバスを。バスマップでホテルに一番近い場所まで行くバス路線を選択。乗車しました。

 

取りあえず一安心。時折日本企業の大きな看板も見ながらバスは徐々と市内へ。

 

そろそろと思いながら、バンコク市内地図に目を移します。繁華街へ入る前に地図上に鉄道路線を確認。「よし、この路線を目印にするぞ。」と思いました。

 

ところがいつまで経ってもそれらしきものは見えません。

 

バスの窓よりも上の方に注目してましたが鉄道高架が全然見えません。

 

「おかしいなぁ、全然鉄道なんて見当たらないぞ。地図にそう載ってるじゃないか。」

 

そんな事を思いながらふと気が付いて、目線を落としまして路面を見ました。

 

ありました。

単線非電化の線路が一本地べたに設置されていました。

 

ついでに踏切も。

 

その踏切には遮断機も警報機もありません。後日、再度この道を通りましたが、列車が通過する際には係員が出動して往来を遮断してました。

 

 

 

「バンコクはタイの首都やろ。そんな街やったら踏切くらいあるやろ。そんなことあるんか」

「それと首都やったら都心は高架で通すやろ。岐阜市や名古屋市だって高架で地上駅やぞ。」

 

あり得るんです。日本と違うんです。日本の感覚で考えてはいけません。

 

日本や日本が手本にしたヨーロッパは早期から鉄道施設を行いました。そして国内の鉄道網がある程度充実してひと段落したのちにモータリゼーションを迎え、自動車道が整備されてバスやトラックによる陸運が始まりました。

 

しかし東南アジアとかにおいては、国内の鉄道網充実が完成する以前にモータリゼーションがを迎え、その時点で陸運の主力が鉄道から自動車へと転換したために、鉄路整備に重点が置かれなくなったからかな?って思います。

 

勝手な自説を展開してタイの人ごめんなさい。悪気はないんです。

 

最近ではタイも行かなくなってしまいましたが、今度行ったとしても、そのような公共交通事情を考えるならば、長距離移動時に選択するのはおそらくはバスでしょう。バンコクからの日帰り観光ならば現地でツアーに参加するでしょう。

 

でも気になるなぁ、鉄道旅行。