近頃ネットではやるもの、と言ったらDXでしょうか。

 

Digital transformation だったら略称はDTやないのか?なる素朴な疑問が興味をそそりいろいろ調べてみました。せいぜいネットでググる程度。
 

「近頃」どころではありません。2004年頃に初めて提唱され、コロナ禍のおうち時間絶賛流行中期間に徐々に知られるようになってるんです。

 

最初にボクが言葉に興味を持ったのは数年前くらいでしょうか。流行りもの、ってか世の中の流れについていけなくてすいません。

 

当時見たDX関連の説明サイトを読んで、ボクなりに納得した(一番アヤシイ理解)ボクなりの見解はというと

 

デジタルツールやインターネットを活用して、社内各セクションや組織の従来型の業務プロセスを見直し再構築して、マーケティングや実際の営業活動を中心に社内業務全般を活発化して、企業そのものの生産性や収益性を高め、(その次期段階として複数の企業と協調して)一企業の在り方や存在意義も変えていき、最終的にその流れを社会全体へ波及させる…というものでした。

 

「従来型の業務プロセス見直し」ってのは、要するに、給与計算や年末調整の計算を電卓からエクセルに変えるって理解でいいと思います。その時見たサイトでも言ってます。それはデジタル化(digitalization)で、それをツールや方法として活用してDX達成へと進んでいくわけです。

 

 

そんな情報を予備知識として、最近になって改めてDXについて興味を持ちネットでも調べてみました。

 

なんか違うんです。

 

先に調べた結果では上記「黄色蛍光ペン」の通りで大体は最初通りなんですけど、後半が抜けてる気がするんです。

 

具体的には「最終的にその流れを社会全体へ波及させる」部分です。

 

おかしいなと思い、DXに取り組む企業様のサイトや広告をみても「社会全体への波及」までに言及してるようには書いてありません。

 

ところが最近、このような解説サイトを見つけました。

 

 

ボクの予測したとおりの結論でした。

 

広義のDX定義と狭義のDX定義があるんです。

 

それぞれ、「社会的文脈のDX」と「ビジネスにおけるDX」とも言い換えられます。

元々の定義は社会的文脈としてでしょう。DXの波及がビジネスに留まらず社会全体(人々の生活)に影響を与え社会全体を変換(transformation)していく。われわれが近未来に思いを寄せて期待する未来の姿でしょう。

 

しかし、「ボクの数年前」から今日に至る過程で、まぁ、いろいろあったんでしょうなぁ、「取りあえず企業内改革に使うかぁ」式のビジネスモデル限定バージョンに様相を変えていったのかと思います。

ナンダーソウダッタノカー、と思う反面、ボクはこれもありだと思います。

 

何だかんだと言ったところで、はっきり申し上げまして変革ってメンドクくさい事だと思うんです。それに、DXは最終的には社会の構造、意識、価値観まで変えて行くんです。よほどの事がなければできません。

 

そんな中、利益追求集団にある企業様がビジネスモデルにDXを取り入れていただきまして、舵取り+音頭取りをしていただきまして、取りあえずは企業様レベルでDXを達成していただきます。

 

こういう言い方は先駆者的役割を担う企業様には失礼なんですけど、生産性や収益性を旗印にすれば(早い話が、儲かるよ~です)企業様を重い腰を上げてくださるかもしれません。

 

そして先行した企業様に倣い、次のステージにてわれわれが舞台に上がるならば、その流れは社会全体へ波及していくのでは…

 

と思うんです。

 

まぁ、久しぶりに小難しい書きましたがそんな感じでDXを理解していこうかなって思います。