スキーでよく通った長野県の野沢温泉スキー場。
 
行きは夜行バスで行ったんですが帰りはJRを利用しました。
 
バスが野沢温泉を出発する時間で、戸狩野沢温泉駅行か、飯山駅行か、はたまた長野電鉄木島駅(すでに信州中野~木島は廃線)が変わってきます。
 
当時の飯山駅はホントに素朴な国鉄時代からの駅舎でした。
 
日曜日の午後、地方都市の静かな駅前。雪解けをした跡が駅舎の出入り口の両側にそびえ立つ。
 
近くの商店から聴こえてくる和製ポップス(ほとんど歌謡曲)のBGM
 
何だか妙に印象に残ってます。
 
月日は経ち、スキー場からも遠ざかりました。野沢温泉からも。
 
久しぶりにこの街に注目したのは長野新幹線(現在の北陸新幹線)開通に伴う飯山駅のリニューアル開業。
 
Google Mapで見てみたら在来線の上に立派な駅舎が乗っかってます。
 
駅前も当時とは違います。そびえ立つのは雪解けの跡の代わりに、二階建て新幹線ホーム。時が経つのは当たり前のことでそれを受け入れるべきでしょう。
 
しかし、あの頃をもう一度思い出して、その思い出に入っていけたらなぁ、って思います。時代遅れの板とブーツを履いてもう一度リフト乗り場の列に並びたいです。
 
そんな事はあり得ないって分かっています。
でも、ついつい思ってしまいます。
 
スキーやってりゃ楽しかったあの時代は帰ってくるのかなぁ。