関空の検査、実はスムーズ?
チェックインの後は、保安検査場を通り抜けて、出国審査場へ向かう。10分で抜けられたが、混雑してるのは確かで、2025年春に保安検査場が大幅拡大するのが待ち遠しい。
サクララウンジのカレーも健在
関西国際空港では国内線サクララウンジがリニューアルで廃止された(ANAと共同ラウンジに)が、国際線サクララウンジは2023年7月に再開。名物のカレーも楽しめる。
加湿されたB787の機内は快適
17時30分ごろから搭乗を開始した。
この路線には羽田ー伊丹線や関空ーバンコク/スワンナプーム、上海/浦東、台北/桃園線と同じ、ボーイング787が用いられている。ただし、それら路線は「ボーイング787-8」というメジャーなもの。これに対し、関空からハワイやロサンゼルスへ向かうのは機体が長めの「ボーイング787-9」というタイプだそう。
先日、この787-9がチリ「ラタム航空」で急降下する事故があった。しかし、調査によれば、客室乗務員が誤ったスイッチを押したことが原因のようで、この飛行機に重大な欠陥はないそうだから安心できる。
座席はビジネスクラス、プレミアムエコノミークラス、エコノミークラスの3クラス。
エコノミークラスですら他のエアラインでいう、「プレミアムエコノミークラス」のような快適な2-4-2列配置の座席である。高めの運賃設定でも納得できる。
今の時代なので、コンセント、有料だがWi-Fiも完備している。
全部食べてしまう機内食
食後はハーゲンダッツも付く。
離陸後、8時間ほどで現地時間でいう朝食となる。こちらは選択なく、無印良品とコラボした中華丼だ。寝起きの時間に優しい味だ。
食事から1時間ほどで、ロサンゼルス国際空港へ着陸した。関空からは9000キロほど東となる。
時差があるので夜3時から、前日(関空を出た日)の12時(冬時間なら11時)に戻ることになる。
混雑がひどい入国審査
羽田、関空、成田と3便もアジア路線が飛んできたからだろうか…。
市内へはフライアウェイ(リムジンバス)が便利
ロサンゼルス国際空港の近くにはアヴィエーション/LAX駅という、メトロ(地下鉄のような新交通システム?)の駅がある。しかし、2024年開業予定でその駅までの新交通システムが建設中で、開業までは連絡バスに乗らなければならない。また、メトロの新路線も建設中だが、いずれにしても遅い。都心へは1時間かかる。
物理的には関空より都心から近いものの、時間的には関空(難波から特急で36分)くらいでは遠いとは言えないようだ。
タクシーやUber(ライドシェア)も少人数で乗ると円安もあって高い。タクシーやライドシェアも、これまた乗り場まで連絡バスに乗る必要がある。
タクシーやライドシェアよりも安く、メトロよりも早い「フライアウェイ」というバスが便利だ。アプ
リから乗車券を買うか、タッチ決済のクレジットカード、TAPカード(現地のICカード)で決済するのが便利だ。
降りる際に精算する手もあるが、いずれにしても現金では乗れない。