昨年から行われていた改装工事が完了し、「神戸の阪急になるのだ」と、一大リニューアルが完成した神戸阪急。

いったいどのような店になったのでしょうか?

 




では、上の方のフロアから順に、おすすめのショップをピックアップ。売場が映る写真は店員さんに確認の上で撮影しています。

 

  有隣堂~港町・横浜から神戸へ~

横浜に本店があり、Youtube「有隣堂しか知らない世界」で人気の書店、有隣堂。それが、店長からの熱心なアプローチで初の関西上陸です!

オープン当日は、ゆーりんちーなるYoutubeファンが多数来店し、2時間待ちの行列だったとか。

 

▲本館8階の東側に素敵な空間が!ブッコローも鎮座!
 

本以外の雑貨をたくさん並べつつ、おすすめの本「KOBE旬感」コーナーもその横において、本屋目当ての人にもわかりやすい、巧みな配置です。雑誌などはほとんどないものの、「Honya Club」で取り寄せは可能です。

横浜の調味料からバッグ、ブッコロー(上写真のキャラクター)グッズまで、見つけに行くのが楽しいショップです!

 

シニアの夫婦がここで待ち合わせして旦那さんが時間つぶしをしたり、本屋としても使われていますし、若いカップルなんかも結構見かけます。

 



今回は本だけ買いましたが、「兵庫県を知る本」の本棚などに載せられ、知らない本を3冊も買ってしまいました。こんなことは初めてです!



なお、スタッフさんに聞いたところ、ブッコローはいずれ首都圏のイベントに行ってしまうそうなので、今のうちに会いに来てほしいとのことでした!

 

  百のお花のメッセージボード

 

本館6階の一角に「百のお花のメッセージボード」があり、皆さんが想いを書き込むことができます。一定期間その場で展示後、モニュメントに。
神戸っ子はもちろん、神戸にやってきた、あるいは離れた方の思いもたくさん書き込まれています。そごうの歴史、阪急への期待が思い思いに感じられるでしょう。

 

 

  ピランチャ~ランチセットで雰囲気をぜひ~

同じ本館6階に、そごう神戸店の頃からあるイタリアン「ピランチャ」も先月にリニューアルオープン。淡路島の100年越えの製麺所の麺を使うのが自慢です。

 

ここでは1500円ほどでパスタが食べられますが、ボリューム的に単品はどうなのでしょう?

それなら、1800円の「選べるパスタランチ」が圧倒的におススメです。

海老と京都の水菜のアーリオオーリオをチョイス。一緒に出てきたフォカッチャとの相性がいいです。

 

パスタの前にはサラダ、食後は紅茶やジェラートもついてきます!

紅茶もしばらく熱く飲むことができ、ジェラートも容器まで冷えた本格派。もちろん、味のほうも雑味なく、おいしくいただけました!

 
会話スペースとして、複数名での訪問がおススメです。13時半ごろまで行列でした!

 

 

  まちのシューレ963

これも本館6階です。


高松で人気の食品・雑貨ショップが神戸に上陸!

 

高松だけでなく、松山や岡山など、四国・瀬戸内全体の様々な使いやすい食品、飲料などが見やすい店です。そういった一角で服も見れるのが面白い組み合わせに感じられました。

 

有隣堂ともども、他の百貨店や商業施設はもとより、三宮センター街の店にもなかった、ありそうでなかった店です!


私は高知県より、ミカンとポンカンのジュースをチョイスしました。柑橘類好きにはもちろん、苦手な人でも飲みやすい味に仕上がっています!

 

  ノーズショップの香水ガチャ

新館1~3階「Hankyu Mode Kobe」のうち、新館2階「NOSE SHOP」で人気の香水ガチャ。


ルクア大阪にもありますが、ここは一味違います。神戸阪急誕生祭を記念して、通常ガチャに入っていないラグジュアリーな香水も楽しめるのです!

 

 

 

私が引いたのがこちら!




  他にも魅力はたくさん

ここまで書いたところで、それなりに長くなってきました。

もっと紹介したいところでは、昨年秋にオープンのコスメゾーン「Hankyu Beauty Kobe」のSABON(サボン)、「Hankyu Mode Kobe」1階のブルーボトルコーヒーなど、新しいショップがずいぶん増えました。

 

このほか、食品ではそごう神戸店からある「大井肉店」など、おススメのショップは神戸阪急にたくさんあります!

 

皆さんもお気に入りのショップをたくさん探してください!

 

 

  まとめ

内装も一新し、阪急百貨店ならではのモードファッションやコスメ、フードに加え、ラグジュアリーブランドなどの品ぞろえも充実した神戸阪急。

 

そごうが増築を重ねた建物ゆえの移動しにくさなどもありますが、ここしかないショップの詰め合わせで、西宮・うめだはもとより、大丸神戸店とも全く違った雰囲気で楽しめる「神戸の阪急」になってきたようです。今回は触れきれませんでしたが、1つのテーマに様々なショップの組み合わせが、独自性を感じます。


 

もちろん、午前中を中心にシニア層の来店も多いものの、以前はそごう神戸店で見かけなかった、家族連れや若者の来店が増えています。改装効果だけではないです。リニューアルが先に終わったショップでも一定のお客さんが見られ、効果が感じられます。





 

その中には、大丸の袋を持った人も少なくなくありません。片方にしかないブランドもあるからですし、三宮からも意外と近い元町との回遊効果もあるようです。阪急対大丸の競争にとどまらず、神戸全体にうまくつながっていける店になれればと感じました。