★前後に2両増結
既存の特急列車8両に増結するのが手っ取り早いので私がいろんなところで聞いたところ、やはりこれに賛同する声が大勢だ。
指定席車2両を通常の本運転台付の付属編成とするので、これを切り離して8両編成を普通などに使うこともできるし、逆に2両編成だけかこれを複数併結して全席指定列車を走らせることもできるなど柔軟性がある。
何より「通り抜け客があまり発生しない」というのが落ち着きの面でもトラブル回避の面でもよいことだ。
最大の問題は「梅田駅で終端部の改札に近いのは指定席車と自由席車のどちらか」ということ。私は当初梅田方に自由席車8両と考えていたが、南海難波の「サザン」のように金を払ったのに歩かされる方がよりけしからん気もするので、取り敢えずは梅田方には指定席車2両と言うことで考える。
ただし、これから当ブログで考える車両などはどちらでも対応はできる前提にしておく。
▲特急サザン、泉佐野駅にて。
★中間に2両組み込み
梅田駅でどちらが終端部の改札に近いほうがいいか、の問題を一掃してくれるのが宝塚線ユーザーの知り合いによるこの案である。9300系のような8両固定編成でも実際は中間で2箇所には分割できるから、ここに2両挟み込めばちょうど首都圏の普通列車グリーン車のようになる。
▲羽鳥駅で中間の普通列車グリーン車の乗車位置からあわてて普通車へ向かう部活生たち。
ただ、通り抜け客とそれにまつわるトラブルが連発して落ち着きが損なわれそうなのと、10両固定なので運用が難点であり、(6300系ですら現役時代真っ只中から急行運用があったように)特急専用編成を嫌う阪急電鉄に馴染まない気もする。
だが、捨てがたい発想だし、西京極のホームを10連化すれば「特別車通路扱い」または「特別車車内精算扱い」で河原町~桂間の普通程度には使えるかもしれない。
皆さんからのご意見お待ちしています。