◎若宮八幡宮・・岡崎市朝日町字森畔12番
※創建は天正8年(1580)御祭神は仁徳天皇と松平信康。
ここには家康の長男・信康の首塚があります。
信康は天正7年(1579)に二俣城内で「我れ天道に逆らって父に謀反し勝頼に一味するという汚名こそ死出の防げぞ。このことだけは父上によく聞こえ上げてくれよ」と言い残し、21歳の若さで自刃した。その後は重臣の石川数正が岡崎城代となったが、岡崎城内には怪異現象が度重なり、ここの境内に首塚(供養塔)を建て丁寧に合祀された。
上から・・手水舎、拝殿
拝殿と本殿とその手前にあるのが首塚(供養塔)
この後、近くにある総持寺(当時は総持尼寺)へ行きました。
◎総持寺・・岡崎市中町小猿塚37
本堂と境内にある築山稲荷
家康の正室・築山御前が、駿河の今川氏のもとより人質交換で岡崎に迎えられ、まず居住したのがこの築山の地、総持尼寺の辺りだったと言われる。
清瀧寺・・静岡県浜松市天竜区二俣町二俣1405
家康が建立したこのお寺には信康の霊廟があります。
八柱神社・・岡崎市欠町石ケ崎52
築山殿の首塚(手前の小さな石)
※後方の新しい供養塔は近年造られた。
築山殿の霊廟があるのは西来院・・浜松市中央区広沢2丁目10-1
※長い月日が経ち、どちらも充分に供養されていると思いますが、鎌倉の寿福寺に北条政子と源実朝のお墓が並んであるように、この母子のお墓も並べてあげて欲しいね。