名将の故郷・岡崎5 | 心のままに

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随念寺・・岡崎市門前町91

永禄5年(1562)に徳川家康が祖父清康とその妹久子(久姫)の菩提を弔うために創建した寺院で久子の墓がある。

※久子(久姫)は、家康が生母・於大と生き別れ、人質として今川家に行くまで、家康を養育した人物。そのため徳川幕府の庇護が厚かった。

 

山門

 

美しい白壁と楼門(鐘楼門)

 

 

本堂

※隋念寺は明治時代から、額田郡第一番小学岡崎学校や愛知県第二師範学校附属小学校などの校舎として使用された。

 

太子堂

 

大仙寺・・岡崎市中町東丸根38

家康の生まれた翌年の1543年、家康の母・於大が、安産の祈願をした薬師如来を本尊として創建した。

 

本堂の後へ続く細い道を上ると、一番奥にあるのが大木に囲まれた於大の墓所。於大の遺髪を納めてある。

 

 

八柱神社(やはしらじんじゃ)・・岡崎市欠町石ヶ崎52

 

鳥居と拝殿

 

 

信長の命により殺害された、家康の正室・築山御前の首塚

※後方の新しい物は八柱神社の氏子一同が築いたもの。

 

ついでにご紹介、家康が建立した信康山・清瀧寺

(静岡県浜松市)にある、信康廟(2016年11月訪問)

 

境内には、駿府城公園にある「家康お手植の蜜柑」を、

枝分けした木がありました。

 

※オモシロ情報

このお寺は本田技研工業の創業者である、

本田宗一郎氏にも所縁の所。

宗一郎氏が小学生の時、お腹が空いたのでこのお寺に行き、正午を知らせる寺の鐘を30分早く撞き、弁当を早く食べたそうです。

※このお寺の隣には「本田宗一郎・物づくり伝承館」があります。

バイク好きな方は必見ですよ!