名城・城址の12回目
◎彦根城・滋賀県(2021年7月訪問など、4回行きました)
天守、附櫓及び多門櫓は国宝、天守は現存12天守の1つ。
西の丸三重櫓及び続櫓、天秤櫓、太鼓門及び続櫓、佐和口多聞櫓、馬屋は重要文化財という貴重なお城は徳川四天王の一人、井伊氏の居城。
※西国大名への睨みを利かせる為、彦根に四天王の井伊氏を置き、桑名に同じく四天王の本多氏を置いたのは家康の政策の1つ。
※井伊直政はこの城に入る前に、関ヶ原の戦いで受けた傷が元で佐和山城で亡くなる。
※天守は大津城から、天秤櫓は長浜城から移築された。
上から、天守、廊下橋、天秤櫓、急勾配(62度)の階段、
回遊式庭園・玄宮園(中央辺りに天守が見える)
西の丸辺りから見る琵琶湖。
彦根市のマスコットキャラクター「ひこにゃん」は、
なぜ赤い兜を被った白猫なのか、分かるかニャ?
◎安土城址・滋賀県(2010年3月訪問)
標高198mの安土山一帯にある信長の居城跡で国指定の特別史跡。
本能寺の変後、摠見寺の仁王門や三重塔以外は焼失した。
石段には石仏も使われている。
当時の日本最高の技術と芸術を集めて造られた城は、わが国最初の本格的な天主の建築といわれている。
天主礎石。
安土城は「天守」と書かず「天主」と書く。
※織田信長は自分のことを天の主と考えていて、皆に礼拝されることを好んだので、彼の住む楼閣は「天主」と呼ばれるようになった。
城内にある信長廟。
※秀吉が建立し、信長の太刀や烏帽子、直垂などの遺品を埋葬して廟とした。
織田信長によって城郭内に建立された摠見寺の仁王門や三重塔は重要文化財。
◎二条城・京都府(2008年8月訪問)
正式名称は元離宮二条城。
徳川幕府における京都の拠点となった平城。
城内全体が国の史跡に指定されている他、二の丸御殿が国宝に、22棟の建造物と二の丸御殿の障壁画計1016面が重要文化財に、二の丸御殿庭園が特別名勝に指定されている。
幕末の慶応3年(1867)には15代将軍・慶喜がここで大政奉還を表明をした事は有名ですね。
上から、唐門、本丸御殿(現在補修工事理中)、二の丸庭園。
この日は宇治平等院・鳳凰堂にも行きました。
藤原氏の当時の栄華を偲べる場所。