犬山城は天文6年(1537)に織田信長の叔父である織田信康によって、木之下城を移して築城されました。
別名を白帝城といい、現存する木造天守の中では日本最古のものです。(国宝指定は昭和10年)
城門をくぐると天守が見えてきます。
傍にあるのは御神木・大杉様・・伊勢湾台風時に落雷のために枯れましたが、住民たちは「杉の木が犬山城の身代わりになってくれた」として、しめ縄をして祀っています。
石垣は野面積みですが、中には転用石も交じっているようです。
ここにも急な階段があり、最高角度は53度も。
様々な展示がありますが、前に見たこともあり、今回は時間がないのでスルー。
「唐破風の間」・・当初はなく、途中で増築された。
「つけ櫓の間」・・東南隅と西北隅に2か所あるお城は珍しい。(写真は東南櫓)
高欄の間(最上階)には「国宝指定書」が展示されている。
高欄の間の四方には廻縁があり、出入り口の左右には装飾化された花頭窓があります。(写し忘れて、下2枚の画像は借りました)
亀の甲羅の上に桃を乗せたデザインの魔除けの瓦。
この日は雲が多いながらもまずまずのお天気、ゆったりと流れる木曽川も良い眺めです。
正面に見えるのは伊木山(夕暮れ富士ともいわれる)
天守の近くには、まだ十月桜が咲いていました。
城山の麓には三光稲荷神社や犬山城より古くからある、針綱神社もあり、年中多くの人が訪れています。
露店から良い匂いが・・
下から眺める天守。この後は城下町を散策します。