12月23日 夫が緊急手術 | きんぎょっぴ ドイツとワタシと家族と

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明日がクリスマスイブだというのに、我が家ではとんでもないことが起こりました。

 

すごいタイトルですね。

備忘録として書いておきます。

投稿は全て落ち着いてからになると思うので、過去のこととなっています。

 

 

随分前から飛蚊症のようにたまに目の中に黒い点々のようなものが見えると言ってた夫。

四六時中ではなく、見えては消えの繰り返しだったみたいです。

 

12月22日 眼科へ予約してみるよとまだのんびりムードの夫。

 

運がいいことにすぐに電話に出てもらい(普段はなかなか繋がりません、いえ、繋がったと思ったらプープーと切れていることも何度もあり)事情を説明したら、明日の23日 9時半にどうか?と聞かれました。

電話に出た女性も普通のことではないと判断してくれたのでしょう。

 

しかし、同じ日の11時に矯正歯科に予約がしてあったので、ひとまずクリスマス後の29日に予約を入れました。

いやいや、そこは歯も大事だけど、定期健診のみ、だったら眼科優先でしょ?と思ったワタシ。

 

でも お昼前 やっぱりおかしい、下部が黒く見えなくなっていると言う夫。

なんか変だと、それを聞いていた娘が、

「とにかく歯の方はキャンセルをして、眼科へ行ってちょうだい」とかなりきつい言い方で夫に言い、夫もそれに従いました。

 

ここで書いておきますが、ワタシはその前から 眼科へ行って、と何度も言ってるんですよ。

そして、矯正歯科の方もキャンセルして眼科へ行ってちょうだい!と言ってるんですよ。

でもね、ワタシの言うこと 聞かないんですよ。

なにあれ!

 

 

まず矯正歯科のキャンセルをし、すぐに眼科にもう一度電話を入れ、明日の予約はまだ空いているか?と問い合わせをしました。

幸運にもまだ空いていたのですぐに明日(23日)にしてもらいました。

 

23日朝、9時半の予約のために出かけた夫。

 

ワタシは呑気に夫を見送りもせず「は~い。」と返事だけ、そして、その後夫から電話があり、

 

「ちっともいい話がないよ。」と、とても珍しい言い方。

「すぐに病院(大きい)へ行き手術しないといけないみたい。」と。

 

一旦自宅へ帰ることも許されず、眼科からタクシーで直接病院に行きました。

 

幸運なことに娘がいてくれたので、手分けして準備を始め、入院に必要なものを揃えてバッグに入れて、いつでも持って行ける準備は終了。

 

でも、まだこの段階で夫から何が原因なのかなどさっぱり聞かされてませんでした。

電話は掛かってくるのですが、どれも短い内容ばかり、その都度 ドクターが来たり、検査が入ったりで、「あ、じゃあ切るね。」と。

 

 

夫からの電話をまとめると、

網膜剝離のため右目が即手術となった。

コロナ検査を受けたけど、最初のは簡単なもの(陰性)これで病院へ入ることが許可された。

本当にわかるには次の検査で結果は早くて2~3時間後。

入院は3,4日だろう。

入院のための荷物、面会が可能かどうかは今はわからない。

 

とにかく荷物だけは持って行こうとなり、娘が同乗してくれてワタシが車を一時駐車している間に受付に娘が荷物を持って行ってくれて連係プレーができとてもありがたかったです。

 

なお、病院前の道路は封鎖されており、白いテントがいくつも病院前に設置されていた風景は独特の雰囲気でやはり今が緊急事態なのだということを思い知らされました。

 

 

 

さて、その後、夫から電話があり、

彼はコロナ検査の結果がわかるまで隔離室にいた模様。

しかし、結果がわかるまでに数時間かかると言われたコロナテスト(2回目)が意外にも早く陰性という結果が出たので、即手術になりました。この結果が遅かったら手術は翌日になっていました。

 

次のメッセージは、手術用の服に着替えたこと、そろそろ麻酔にかかることが書かれてました。

 

当然 予測はしていましたが、面会はできないと。

 

 

 

娘はミサの演奏(26日)のリハーサルが今日(23日)ある予定でした。

今年も演奏をお願いできるだろうか?という打診は数か月前にあり、その時はコロナがここまで酷くなるとも思わず、また人数もかなり制限するので気をつけて参加すればいいのではないだろうかと思っていました。

 

しかし、夫が手術をして退院してくる日が予定として26日、娘が演奏するのも26日。

娘と一緒に参加する(多分バイブルを読む係)女の子やミサを仕切る女性、及び制限されているとはいえ20名ほどのミサに来られるとのこと。

 

ん?

 

退院してくる夫

人数は制限されているとは言え不特定の人と同じ室内に数時間いる娘

 

いくら目の手術とはいえ、術後の体の免疫力がどれぐらいあるのか不明。

 

 

 

 

娘には言いづらかったのですが、ミサの演奏を断るようお願いしました。

ワタシ達も健康な状態で夫を迎え入れなくてはいけないと思ったからです。

 

いつもなら 「そんなこと大丈夫だ! 娘には演奏させてあげて。」という夫ですら、今回は「ありがとう、正しい選択だと思う。」と言ってくれました。

 

 

 

 

 

 

23日 夫 眼科へ、そして そのまま病院で緊急手術(右目)

24日 ワタシ達は予約してあったガチョウを取りに行き、いただく。笑 

25日 左目もレーザー手術になった。(これは30分ほど)

26日 本人は退院したがっていたが、もう一泊

27日 退院許可が出たので夫を迎えに

 

こんな流れで、23日に眼科に行ってから27日に夫を迎えに行くまで夫に会うことはできませんでした。

また病院で働く人たちもコロナに感染したり、濃厚接触者として2週間の自宅待機になった方がその時190名(何人からの190名かは不明)いたので、科に関わらず手術した患者は集められて同じ棟にいたらしいです。(看護出来る人の数が限られていたから)

 

今は急を要する手術以外はしていないとのことです。