今日は息子が初めて友達とバスや電車を使って出かける予定にしていた。
まあ いい年した子なんだけど、学校へ行く以外はワタシがほぼタクシー代わりに息子を連れて行ってるので子供たちだけで大丈夫だろうか?なんて心配していた。
出かけるのは午後からの予定。
朝一番に息子に 何時のバスに乗るか決めた(友達と相談した?の意味)?と聞いたら、
いや 出かけるのなくなった。 ・・・・どうも気まぐれな友達のようで、この間まで一緒に出掛けて映画を観に行こうって話になったのに、当日いきなり行かないって・・・。
勝手な子だなと思うし、今度会ったら嫌味の一つでも言ってやりたいがワタシの出る幕でもないし。
ぐっと心の中で我慢。
息子だってかなりムッとしていた。
今日は我が家にお友達が来てご飯を一緒に食べる。
その買い物へ出かけた。
とある小さな滅多に行かないスーパーで商品を陳列しながらおしゃべりをしていた、いや おしゃべりをしながら商品を陳列していた(どっちでもええけど)女性店員二人がいた。
なんとはなしに聞いてると、よく休んだり、シフトに入らない他の店員(同僚)の愚痴。
まあ よくあることやわな~と思って聞いていた。
でその時、 一人で買い物に来ていたおじいさんが
「Sahne (クリーム)は?」と聞いた。 まあ ドイツにはクリームの類は数知れずあり、用途によっていろいろな種類がある、そこに加えていろんなメーカーから出ているから棚ずらりと並んでいる。それはそれは圧巻であるが、わからない人間にとって「どれやろな?」の世界である。
愚痴を言っていた方の店員(ドイツ語を聞く限り外国人)が
「はぁー! SahneはSahne (クリームはクリームやがな!)やないの!」的な非常に非常に感じ悪いとても偉そうな言い方をしてきた。
思わずワタシは日本語で大きな声で
「えらい、感じ悪い言い方やなぁ~。」と言った。
言葉は分からなくともワタシが言いたことは感じたはずだ。
つたないドイツ語で言ってもよかったのであるが、その店員の言い方や態度に文句があるのであれば言うのはおじいさんの仕事なのでワタシは言わなかった。
そしてワタシはレジへ向かった。商品一つ持って。
勝手に2ユーロちょっとぐらいだろうと(値段を確認せず)思っていたので、2ユーロ硬貨を握りしめ、小さい小銭は後から財布から出そうと考えていた。
が!びっくり 3ユーロ50セントほどする。
お!細かいのはそんなにない、しかし紙幣を使うとまた小銭が増えてしまうと思い、思わずクレジットカードで支払おうとした。
するとレジの女性が
「3ユーロばっかでカード使うの?」 ときた。 これは悪意ある言い方では決してなかったが、
偽札ちゃうんやからええやろ! と心の中で思った。
「値段確認してなかってん、2ユーロちょっとかなと思ってたけどそれ以上(細かい)お金ないし。」 と笑いながら言った。
そしてふと思った、
「もしやレジのおばはん ワタシが2ユーロぐらい(200円ちょっと)しか持ってないと思ったんちゃうやろか?」と。
まあ もうなんでもええわ、どう思われても、年に数回ぐらいしか行かない店なので。
買い忘れた物があったのでまたまた別のスーパーへ行った。 (どんだけ暇なんって?)
レジに並ぶと前に立っていた女性が明らかにワタシをじーっと ガン見 (一応書いたけどワタシこの言葉大っ嫌いなんですわ。)してきた。
こういう時ワタシはにこっと笑う。
そして 相手もにこっと笑うとそれで互いが幸せになれるやん! (はー?って思った?)
なのでにこっと笑うようにしてるが、その女(お!下品な言い方になってきた)はニコリともせずまた前を向いた。
なんやねん!
ニコリともできんのやったら見るなよ!と心の中でつぶやく。
なんかあんまりいい日じゃないけど、これから楽しい時間がやってくるのだろうか。
強く願うわ。