さくらんぼ狩り | きんぎょっぴ ドイツとワタシと家族と

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我が家の裏に住むブラックなおじさん (以前からの読者はご存知だろう。申し訳ない新規の読者さま どうか探して読んでみてくれたまえ、あ! 多分いろいろな諸事情から アメンバー限定になってるかも。)


そのブラックなおじさんが我が家にやってきた。

面倒なので、ワタシはおじさんが来たとわかるとなるべく玄関に出ないで、夫に対応してもらってる。


っていうか、おじさんもワタシとは話しても通じないと思っているので、夫が帰宅しているだろう時間帯を狙っていつもやってくる。


が! 今日はごめん! 夫は着替えている最中だったので、ワタシが行くしかない、あ~いやいや行った。


玄関ドアを開けるとおじさん開口一番


「ハマー」 とワタシに言った。


「はっ?」


「ハマー」 とまたしつこく言う。


「はっ? ハマー?」 また知らんドイツ語使うやん、おじさん と思いながらリピートしたワタシ。


「Kirschenは日本語でなんと言うねん。」 と聞いてきた。


速攻で 「さくらんぼ」 と言ってやった。


相当耳がいいか、語学に長けていないと聞き取れないほどの速さで言ってやった。


おじさん 完全に 「????」 の世界。


もう 会話が続かへんやんかぁー。


で、なに? と思ってると。


桜の木は・・・・ とか、 言いだして、ふと思い出した言葉が



HANAMI


よ。


おじさん どっかからこの言葉を仕入れてきたかは知らないけど、意味全然ちゃうし。


で、黙ってられないので、


「それは 桜の木の下でござ敷いて、ピクニックをするという意味よ。」 と適当に説明した。


が、聞いてるのかどうか、怪しいがまあ責任は持たんよ。


さて、おじさん 何をしに来たかというと、おじさんちにあるすごく高い桜の木にさくらんぼがいっぱいなったので採りに来い!と。

確かに数日前から言ってたけど、面倒だし、正直おじさんが採っていいと許可してるさくらんぼの木より、その奥にあるさくらんぼの木の方が美味しいさくらんぼができる。 (調査済み)


が、その木の許可は出てない。 (というか、あれは独り占めするつもりだろう。 って もともとおじさんの木だからいいんだけど。)


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珍しいのでワタシも後から行ってみた。

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確かに濃い色のさくらんぼは甘みがあって美味しい。

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が! 夫 なんだか大変そう。

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なんと! 我が家のとは思えないバケツに採ったさくらんぼを入れている。

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おじさんちの分のさくらんぼを採ってるやん!




そう、 おじさんは高齢なのでもう自分で高いところに登って採れない。

よって 我が家にもやるから さくらんぼを採ってくれということだったのだ。



ただほど高いものはない。


相変わらずブラックなおやじだ。