実を言うと、
どうやら満月の辺りは
調子が悪い。
悪いというか
落ちる。
・・・へこむ?
ちょっと違う。
普段、気にならないことが、なる。
引っかからない所に、引っかかる。
ちょっとしたささくれを
めくったらたまに深くなって
血が出るように、
ちょっとしたとげを抜こうとしたら
どんどん奥へ入っていくように
少しのことを
掘り下げて
大きくして
自分の中で膨らませてしまう。
萎むのを待つしかないのだけれど。
随分と、待つことはできるようになった気もする。
待つときは
ただ、
待つしかないわけで
実は
これが結構、やっかいだったりする。
どうしようもないことを
確かめたい
納得したい
分かりたい
晴らしたい。
どうしようもないのだから
どうにかなるわけもない。
分かっているのに
どうにかしたくなる。
だから、
説明のしようのない気持ちに
苛まれることになる。
ひいてしまえば、
自分でも不思議に思うほど
どうやって、
どこに?と。
わざと
引っかかれる所を
自分で見付けているのだろう
とすら、思う。
今年最後の満月も
やっぱりそんな感じで
一体何に
包み込まれるのか。
どうしようもないのなら
共存するしかないのだけれど。