龍をつなぐ④ シャスタ山へ | 小笠原まさやオフィシャルブログ「ヒーリングと占い・金魚堂」Powered by Ameba

龍をつなぐ④ シャスタ山へ

こんばんは、金魚堂の高橋です。
奈良から戻ってすぐにシャスタ山、数日後には富士山のリトリートに参加して、
すっかり浮世離れした生活になった結果一周回って早起きになってます(゚m゚*)

半袖でも暑い上にサングラスをかけないと目が開かないほど強い日差しだった
シャスタ、後半2日は思いっきり雪でした。
シャスタのスピリットはいろんな顔を見せてくれたな、としみじみ思っています。

今回はそのシャスタでのリトリートについて。

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師匠が「シャスタはすごいわよ!」と言っていた通り、地球のルートチャクラは
一筋縄ではいかないところでした。
観光ならそんなことはないと思うんですが、何か...真実とか、自分の道を
求めて行く人間にとっては覚悟を問われる場所なのかもしれません。

最初の2日はシャスタのバイブレーションに全く馴染めず心がざわざわし続け、
ひたすら自分の中をじっと見つめているしかありませんでした。
テント生活とはわかってたんですが、カンテラもなければ初日はストーブもなく、
ストーブが来てもガスが夜中に一度切れるので寒さに凍えて目が覚め、
「寒い・・・」と呟く娘を気にしながらガスを換えてもう一度浅い眠りにつく一週間。

私はなにを捨てなければ真実が見えないんだろう。
「この世の理を知りたい」「正直者が報われる世界を作りたい」なんて大きな夢、
きっと私には到底手の届かないところにあるんだ。
もう無理だ、引き返したい・・・スピリチュアルとかメタフィジックスなんて、なにも
関わりがなかった方が幸せだったのかもしれない。

そんなことばかり考え、なぜ自分はここに来てしまったんだろうと思いました。
適当なレベルのスピリチュアルで止めていたら楽だったのに、とも思いました。
師匠に昔言われた、「この先仲間は本当に少ないけど、絶対にその道の先で
出会っていけるから」と言う言葉が頭をぐるぐるするくらい孤独でした。
正直、娘と一緒じゃなかったら帰ってきちゃったかもな、と思ったくらいです笑

毎晩疲れて先に寝た娘を起こさないようテントを出て、星空を見ていました。
さすがシャスタだ、と思うくらい普通にUFOは飛んでいて、私は森の中で空を
見上げながら、少しずつ何かがわかっていきました。

一度目の奈良の前、次の週にも行く前、二度も右目が見えなくなったのは
私が見なければならないものを見ていなかったしるしだったんですよね。
まずひとつは、神さまみたいに崇めていた師匠も人間なんだということ。
エネルギーやスピリットとしての部分しか見えてなかったんですよね。
それと、ずっと師匠に言われていた「与えすぎちゃダメ」ということ。
そして私はまだ怖れのために言うべきことを語れていないということでした。

それに気づいた日、私は一緒に進む仲間だと思っている友達に言いにくかった
ことを初めて話しました。彼女も私の意図を理解してくれましたし、彼女も私に
「自分でできちゃうかもしれないけど、きついときに助けを求めてくれないと
周りはなにも返せないんだよ」と言ってくれて、そうか、私は誰かに助けてって
言っていいんだな、ということがやっと深いところで理解できました。
人はみんな違う色を持っていて、一人の道だし孤独だけれど、そうやって同じ
孤独を抱えつつ先を目指している仲間たちが本当にいるんだなと思いました。

受け入れられてない感たっぷりで辛かった7777フィートを目指す道、
体の内側からデトックスさせてくれていたサクラメントリバーの水、
自分の真実が鏡のように映ったキャッスル・レイク、
エジプトと繋がっていたネイティブ居留地らしき場所のトレイル、
七つの前世を癒してくれるというアセンションストーン、
神聖な女性性を取り戻すために4時間のワークをしたグラス・マウンテン。

 

 

 

リトリート終盤になるにつれ、いつも会うメンバーの調子もどんどん出てきて
しまいには師匠のものまねをしたりする人がいて爆笑したり、最初はなかなか
打ち解けなかった娘も「友達になるのに年って関係ないんだね」と言うくらい
大好きな人たちが出来たりもしました。

みんなで「来てよかったね...」と言い合うようになった頃にリトリートは終わり、
キャンプ場からスキー・パークに移動して3日間のイベント開始となりました。

つづく