終戦記念日と靖国神社 | 小笠原まさやオフィシャルブログ「ヒーリングと占い・金魚堂」Powered by Ameba

終戦記念日と靖国神社

こんばんは、金魚堂の高橋ハナです。
ぽかっと時間が空いたので、終戦記念日ということで靖国に行ってきました。

政治的な文脈で登場することも多い神社ですが、私にとっては右翼・左翼とか
そんなことはどうでもいいことで、もっと言ってしまえばそれが正しかったかの
検証だったりも関係なく、ただ日本という国を守ろうとして亡くなった方たちが
体を離れたあとに集まろうとした約束の地が靖国神社です。

普段は亡くなった方の思いを言葉に訳すようなお仕事もしていますが、今日は
あえて言葉になりそうなのを止めてその思いだけを感じながら歩きました。
戦争もその時代も経験していない私が、その方たちに対して言えることなんて
何一つないと思うんですよね...

靖国神社 本殿前
神保町の中学に通っていた頃、九段下にある男子校の子たちと遊ぶために
靖国神社の横を通って飯田橋まで歩いてたな...

女子校ムリ...と受験し直して入った都立高校では
「おれんち靖国のテキヤだからみたま祭り来いよ!」
なんて言ってくれる同級生がいたり、私にとってはかなり馴染み深い場所です。

夕方4時を過ぎても、参道には多くの人がいらっしゃいました。

靖国通りにはいろんな政治的な車が止まっていたり、警察の機動隊がたくさん
いて物々しい雰囲気でしたが、境内は関係なく祈りと感謝で満ちていました。

靖国神社と龍
遊就館に行きたかったんですが閉館間際で断念。

初めて中に入った時は遺書や独身のまま亡くなった息子さんのための花嫁人形が
展示されているのを見て、小学生だった娘の目を気にしつつも泣きました。

先にも書きましたが、政治的な信条はどうあれ、亡くなった方を祀っているからどうだ
とかって靖国神社を利用する政治家は展示を見てるのかなと思います。

日本が国として存続できなかった可能性だってあったわけで...
ただ家族や大切な人たちの無事を祈って亡くなっていった方たちの魂を安らかに
眠らせてあげてほしいと思うのは間違いでしょうか。

帰り道、振り返って本殿を見ると空には龍が。

これからも平和が続いて、より一人ひとりが自由になれますように。