機械の中の機械 | 小笠原まさやオフィシャルブログ「ヒーリングと占い・金魚堂」Powered by Ameba

機械の中の機械

こんばんは小笠原まさやです。


今日は事務仕事をいつもより急いで片付けました。

いつもはヤル気の神が降臨しないとできません!とうそぶき

金魚堂の大社長に怒られてやっています。


でも今日は超特急で片付け、身支度をととのえ、

自分が戦うわけでもないのに闘志を漲らせてある場所へ向かいました。

そう。6月19日はアレですよ!

そう!アレ。


新日本プロレス スーパー・ストロング・マシン引退記念興行

@後楽園ホール!


皆さんご存知とは思いますが念のため、

スーパー・ストロング・マシンとは!?(僕が語ると冗長なのでwikiより)


“派手なテクニックや大技は無いが、大きく頑丈な体躯と

長いキャリアを生かした重厚なレスリングを身上としている。
若い頃は飛び技なども器用にこなす万能型のレスラーであり、

華麗なジョージ高野、過激な前田日明、パワーの平田の
三羽鳥で期待された。

また、フィニッシュ・ホールドの「魔神風車固め」をここ一番という時

のみに使用することで、未だ唯一無二のオリジナル技としての

説得力を持たせ続けている。”


おいウィキペディア。マスクマンの正体ばらしてんじゃないよ^^;

しかもテクニックない!?

めちゃめちゃあるよ!皆さんYoutube視て下さい!

しょっぱい引用してすいませんでした!

素晴らしい選手ですし多くのユニットの名バイプレイヤーとして、

何よりもストロングスタイルの体現者として大好きなマスクマンです!


で、娘を連れてやってきました。マシンの引退興行。

プロレスの引退興行は言ってみればお祭りです。

日本で一番勢いのある団体の勢いと華やかさ、マシン選手への

リスペクト!BUSHI選手のオーバーマスク裏にマシンの顔とかね!

愛と勢いを感じながらつつがなく興行は進行。


メインの試合終了後はゆかりのある選手、関係者からの花束贈呈。

最後は10カウントのゴングを聞いて、マシンコールと入場曲が

流れる中花道を・・・。

マシンが入場曲とコールを止めました。

あれ?予定調和の大団円ではないのかな?


マシンはおもむろにマイクをとりこう言いました。


「大事な人に、深い感謝の言葉を、この場を借りてささげたいと思います。

今年、1月25日、午前7時12分、28年間連れ添ったわが妻マサミが、

がんのために天国へ旅立ちました。この場を借りて、

天国の妻へ感謝の言葉を、声を大にしてささげ、

私のあいさつを締めさせていただきたいと思います。」


マシンはマイクを置くと肉声で天に向かって叫びました。


 「マサミー! ありがとー!」


拍手したいのに多くの人が顔をおさえていました。

ロスインゴベルナブレスデハポンのタオルが涙をここまで拭いたのは

初めてでしょう。

娘はウルッときて僕は号泣。


強くて、デカくてタフネスで頑丈な超人が肉声で引退の際に叫んだのは

亡くなった奥さんへの感謝でした。

スーパー・ストロング・マシン何て素敵な人なんだろう。

人としてかくありたい。


とりあえず明日からは怒られる前に仕事をします。

プロフェッショナルであるために。


スーパー・ストロング・マシン選手、ありがとう。そしてお疲れ様でした!


小笠原まさや